約 5,268,873 件
https://w.atwiki.jp/midgardtalesjp/pages/23.html
@コマンド 全@コマンドリスト:https //wiki.midgardtales.com/Introduction @go @goだけを入力するとそれぞれのワープ先の番号を確認出来ます。 0:Anchorage(首都) 1~14:割愛 15:Eden Group 16:Vending Celler(露店マップ) 17~39:割愛 40:Varmundt Mansion Garden 41:Garden of Beginnings 42:Reckenberg Research Institute(各エンチャントやカードリサイクルなど) 43:Prontera Outer Training Grounds 44:Nightmare Dungeon Hall(Niflheim DungeonやUnknown Basement、Deep Biosphereへのワープなど) 45:Nyang Club(Silvervine Cat Fruit交換など) 46:Dimensional Library(各インスタンスダンジョンへのワープ・インスタンスリセットなど) 47:Illusion Mountain(各イリュージョンダンジョンへのワープ) 48:プロンテラ 49:Gray Wolf Village 50:Zeny Night Market(Gym Pass Weight++・Inventory Expansion・Malang Cat Can・Buff Potion Shopなど) @autoloot @alootid @alootid アイテムID @alootid2 @noalootid @noalootid アイテムID @storage1 / @storage2 / @storage3 / @storage4 @autotrade @noks @reflesh @duel
https://w.atwiki.jp/thunderstone/pages/256.html
Stone of Fate/運命の石 カードタイプ:Thunderstone/サンダーストーン エキスパンション:Heart of Doom/最後の血戦 英語版 Card Name Number Class VP Text STONE OF FATE 1 THUNDERSTONE DUNGEON Discard this card. Each other player discards 1 card. 日本語版 カード名 枚数 分類 勝利点 テキスト 運命の石 1 サンダーストーン ダンジョン:このカードを捨てる。他のプレイヤーは全員、カード1枚を捨てる。 カード解説/CARD GLOSSARY エラッタ カード分析 所感 風魔手裏剣のような形状のサンダーストーン。 何故かこのサンダーストーンのみ(Heart of Doom除く)、サンダーストーンシンボルがついておらず、フレイバー・テキストもない。 勝利点およびそれにまつわる効果もない。そのため、サンダーストーンがこのカード一枚のゲームでは何の意味もない。 関連カード
https://w.atwiki.jp/99community/pages/49.html
關於店家 店名:FATE 店的外觀:妖精尺寸。入口左邊有玻璃櫥窗,不過是全黑的,想看也看不到裡面(不知設來幹嘛... 玻璃櫥窗以外的部分全都是漆上紫色油漆的木製板。 店內擺設:都是紫色系陳設,兩旁有高兩層樓的櫃子,上面全是娃娃及配件。櫃臺在一進門正前方,櫃 臺後有一黑漆漆的通道,不知通道哪。其餘地方及天花板都是紫色布慢,底上鋪著深紫色的軟地毯。擺設 兩張深橡木色圓形桌,方便客人組裝娃娃用。 主要商品/服務項目: 1.白天販賣命運娃娃(自行組裝成與自己相似的娃娃,在背後請店主題上自己的名。可以得到自己期望 的生活,時效一天。) 2.晚上販賣詛咒娃娃(與命運娃娃相同,要加上詛咒人血液及被詛咒人身上物品。目前不能致人於死或 受傷。) 3.娃娃作法(想讓自己娃娃有靈性一點的話...) 4.收留娃娃(覺得自己娃娃鬧鬼或想拋棄..) ※詛咒娃娃還要看店長賣不賣,若是心中邪念過高,店長會“用盡一切辦法”把人趕出去。 商店價位:命運娃娃價位偏低,10000~18000囧幣 詛咒娃娃價位偏高,25000~35000囧幣 娃娃作法,5000囧幣 營業時間: 12:30~ 18:30(命運娃娃) 19:00~00:30(詛咒娃娃) 店員總人數:目前一人,店主 客人的評價: 「晚上經過那玻璃櫥窗真的很毛,有時候好像會有骨祿祿的大眼睛盯著,酒都嚇醒了」某鬍渣醉漢大叔 「進去時都沒有人,只有成堆的娃娃盯著,然後店主會無聲息的突然出現在後面。」某綠髮少年 「晚上店裡燈光超昏暗,娃娃好像都活過來似的。」某制服少女 有關店主 名字:WHISPER 長相:紫色大蓬髮,黑色的雙眼,短眉。眼睛上線各有深紫色線條。表齡7~8歲 性別:目前無性 職位/工作內容:店主/作法及回答客人關於娃娃問題 對工作的滿意度度/看法:「.....娃娃有生命..請好好愛惜...」還是很小聲 性格:不會將內心情緒表達在臉上,很愛惜娃娃,需要依賴的人(?)。對於看到恐怖的事情表現很冷 靜,喜歡安靜的地方。其他未知。 客人的評價: 「店主還蠻可愛的,可是那雙空洞的眼睛很可怕,像會把人靈魂吸進去似的。還有他說話真的超小聲,不 仔細聽真的聽不到。」某貓耳男 「有時候會看到店主和娃娃說話,感覺很毛。」某大嬸 其他:因為店主說話太小聲,急需轉達語意之人,將招募人才。 有沒有缺什麼...販賣類別不知如何歸列~~= W =
https://w.atwiki.jp/wiki11_row/pages/467.html
. ――願いの箱庭、地平線の彼方へ。 Fate/Over The Horizon 俺ロワ・トキワ荘にてに◆0pIloi6gg.によって発足した亜種聖杯戦争企画。作中の通称は界聖杯。 2021年5月27日にスレ立てされ同時にコンペが開始。詳細は後述。 7月15日の1:04をもって最終候補作品が投下され応募が締め切られた。 合計205話もの候補作がエントリー。 7月25日22時にオープニングが投下され参加主従23組が確定。 7月26日00:00に予約が解禁され本編が開始された。 参加者 No. マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出展作 1 神戸しお ハッピーシュガーライフ ライダー デンジ チェンソーマン 2 櫻木真乃 アイドルマスターシャイニーカラーズ アーチャー 星奈ひかる スター☆トゥインクルプリキュア 3 七草にちか アイドルマスター シャイニーカラーズ アーチャー メロウリンク=アリティ 機甲猟兵メロウリンク 4 星野アイ 【推しの子】 ライダー 殺島飛露鬼 忍者と極道 5 田中一 オッドタクシー アサシン 吉良吉影 ジョジョの奇妙な冒険 6 田中摩美々 アイドルマスター シャイニーカラーズ アサシン ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 憂国のモリアーティ 7 死柄木弔 僕のヒーローアカデミア アーチャー ジェームズ・モリアーティ Fate/Grand Order 8 飛騨しょーこ ハッピーシュガーライフ アーチャー ガンヴォルト(オルタ) 蒼き雷霆ガンヴォルト爪 9 神戸あさひ ハッピーシュガーライフ アヴェンジャー デッドプール DEADPOOL(実写版) 101 幽谷霧子 アイドルマスターシャイニーカラーズ セイバー 黒死牟 鬼滅の刃 11 光月おでん ONE PIECE セイバー 継国縁壱 鬼滅の刃 12 皮下真 夜桜さんちの大作戦 ライダー カイドウ ONE PIECE 13 北条沙都子 ひぐらしのなく頃に業 アルターエゴ 蘆屋道満 Fate/Grand Order 14 古手梨花 ひぐらしのなく頃に業 セイバー 宮本武蔵 Fate/Grand Order 15 プロデューサー アイドルマスターシャイニーカラーズ ランサー 猗窩座 鬼滅の刃 16 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ ライダー アシュレイ・ホライゾン シルヴァリオ トリニティ 17 本名不明(松坂さとうの叔母) ハッピーシュガーライフ バーサーカー 鬼舞辻無惨 鬼滅の刃 18 紙越空魚 裏世界ピクニック アサシン 伏黒甚爾 呪術廻戦 19 仁科鳥子 裏世界ピクニック フォーリナー アビゲイル・ウィリアムズ Fate/Grand Order 20 リップ アンデッドアンラック アーチャー シュヴィ・ドーラ ノーゲーム・ノーライフ 21 木村輝(ガムテ) 忍者と極道 ライダー ビッグ・マム(シャーロット・リンリン) ONE PIECE 22 峰津院大和(ほうついんやまと) デビルサバイバー2 ランサー ベルゼバブ グランブルーファンタジー 23 松坂さとう ハッピーシュガーライフ キャスター 童磨 鬼滅の刃 参加主従候補 応募数計188組(流用込205組) + 開示する ※他の聖杯企画からの流用は投稿順のナンバーの右に()を記載 当選した主従は更新ナンバーとマスターの色が黃色 投稿順 マスター サーヴァント 名前 出展作 クラス 真名 出展作 1 光月おでん ONE PIECE セイバー 継国縁壱 鬼滅の刃 2 北条沙都子 ひぐらしのなく頃に業 アルターエゴ 蘆屋道満 Fate/Grand Order 3 野崎祥子 ミスミソウ アサシン 鬼舞辻無惨 鬼滅の刃 4 ジャギ 北斗の拳 アーチャー ラディッツ ドラゴンボール 5 クンタック王子 ドラえもん のび太の大魔境 セイバー ローレシアの王子 ドラゴンクエストⅡ 悪霊の神々(SFC版) 6-1 松坂さとう ハッピーシュガーライフ キャスター 童磨 鬼滅の刃 6-2 神戸しお ハッピーシュガーライフ ライダー デンジ チェンソーマン 7 結崎ひよの スパイラル~推理の絆~ キャスター フリーレン 葬送のフリーレン 8 死柄木弔 僕のヒーローアカデミア アーチャー ジェームズ・モリアーティ Fate/Grand Order 9 紙越空魚 裏世界ピクニック アサシン 伏黒甚爾 呪術廻戦 10(1) シックス 魔人探偵脳噛ネウロ バーサーカー パコさん パジャマな彼女 11 伊府 椿 血染めの花 バーサーカー 本気目杉たかし 夕闇の前奏曲 12(2) 巴マミ 魔法少女まどか☆マギカ ライダー エンブリヲ クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 13(3) 至郎田正影 魔人探偵脳噛ネウロ キャスター 至郎田正影 真説ボボボーボ・ボーボボ 14(4) 葛西善二郎 魔人探偵脳噛ネウロ セイバー 浦上 寄生獣 15(5) エスデス アカメが斬る! ライダー ひで 真夏の夜の淫夢派生シリーズ 16 ジャギ 北斗の拳 アサシン ジャギ 北斗の拳 ジャギ外伝極悪ノ華 17 柊ナナ 無能なナナ バーサーカー アダム 終末のワルキューレ 18(6) 本部以蔵 刃牙シリーズ セイバー 宮本武蔵 Fate/Grand Order 19 キュウべえ 魔法少女まどか☆マギカ アヴェンジャー 虚無の道化師 library of ruina 20 プロデューサー アイドルマスターシャイニーカラーズ ランサー 猗窩座 鬼滅の刃 21 園田夢二 善悪の屑、外道の歌 アサシン ジャック・ザ・リッパー Fate/Apocrypha 22 屍姦レイパー 怪人ハンターズ アサシン テューン=フェルベル ひよこ侍 23 夜之川しいな キメセクに敗けた娼年 バーサーカー ジャック・ザ・リッパー 終末のワルキューレ 24(7) 岸辺露伴 ジョジョの奇妙な冒険 ランサー 武藤カズキ 武装錬金 25 滑皮秀信 闇金ウシジマくん アーチャー 銃の悪魔 チェンソーマン 26 高槻巌 ARMS サラリーマン 小須田義一 小須田部長(笑う犬番組内コーナー) 27 峰津院大和(ほうついんやまと) デビルサバイバー2 ランサー ベルゼバブ グランブルーファンタジー 28 大槻太郎 1日外出録ハンチョウ アサシン インポスター Among Us 29 ディアボロ ジョジョの奇妙な冒険 ランサー アザゼル篤史 よんでますよ、アザゼルさん。 30 アブサント(ゾーヤ) アークナイツ バーサーカー ジョン・ランボー ランボー 31 言峰綺礼 Fate/Zero ランサー イヴォーカー(グノーケ) ニンジャスレイヤー 32 紺野木綿季 ソードアート・オンライン キャスター 真人 呪術廻戦 33 朝狗羅由真 大番長 セイバー 衛藤可奈美(ANOTHER) 刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火 34 三島栄次 るろうに剣心 北海道編 シールダー 朝加圭一郎 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 35 ヴァン ガン×ソード アヴェンジャー 暁美ほむら 魔法少女まどか☆マギカ 叛逆の物語 36 足立透 PERSONA4 the Animation ダークネス ダークネス 遊戯王デュエルモンスターズGX 37 仁科鳥子 裏世界ピクニック フォーリナー アビゲイル・ウィリアムズ Fate/Grand Order 38(8) サガラ 仮面ライダー鎧武 アーチャー 浪蘭幻十 魔界都市ブルース 魔王伝 39 五条悟 呪術廻戦 アサシン 継国緑壱 鬼滅の刃 40 ロールシャッハ(ウォルター・ジョゼフ・コバックス) ウォッチメン(漫画版) アサシン 境井仁 Ghost Of Tsushima 41 皮下真 夜桜さんちの大作戦 ライダー カイドウ ONE PIECE 42 伏黒甚爾 呪術廻戦 キャスター 武田観柳 るろうに剣心~明治剣客浪漫譚~ 43 七草にちか アイドルマスター シャイニーカラーズ アーチャー メロウリンク=アリティ 機甲猟兵メロウリンク 44 神戸あさひ ハッピーシュガーライフ アヴェンジャー デッドプール DEADPOOL(実写版) 45 千翼 仮面ライダーアマゾンズ バーサーカー 鬼の王 鬼滅の刃 46 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ ヒーロー 絶対なるロスクレイ 異修羅 47 キャル プリンセスコネクト!Re Div バーサーカー 天海 戦国BASARA 48 伊達一義 JOKER 許されざる捜査官 アーチャー 氷室幻徳/仮面ライダーローグ 仮面ライダービルド 49 禅院直哉 呪術廻戦 アーチャー 吉備津彦命 衛府の七忍 50 室田つばめ(トップスピード) 魔法少女育成計画 バーサーカー キャプテン・アズール モンスター烈伝 オレカバトル 51 幽谷霧子 アイドルマスターシャイニーカラーズ セイバー 黒死牟 鬼滅の刃 52 エマ・ラッセル ゴジラ キング・オブ・モンスターズ アヴェンジャー 北島祐子 仮面ライダージオウ 53(9) 笛木奏 仮面ライダーウィザード デーモン 魔神王 ロードス島伝説 54(10) ファルシータ・フォーセット シンフォニック=レイン キャスター 比良坂初音(ひらさか はつね) アトラク=ナクア 55 桐森蘭 金田一少年の事件簿 暗黒城殺人事件 ライダー レッド ポケットモンスター 金・銀・クリスタル 56 ピピ美 ポプテピピック アヴェンジャー ポプ子 ポプテピピック 57 ??? ??? フォーリナー 〈寺生まれのTさん〉 裏世界ピクニック 58 バンダ君/カトウ ダーウィンズゲーム ライダー カメダ パワプロクンポケットシリーズ 59 リップ アンデッドアンラック アーチャー シュヴィ・ドーラ ノーゲーム・ノーライフ 60 櫻木真乃 アイドルマスターシャイニーカラーズ アーチャー 星奈ひかる スター☆トゥインクルプリキュア 61 北条加蓮 アイドルマスターシンデレラガールズ キャスター アスクレピオス Fate/Grand Order 62 南雲ハジメ ありふれた職業で世界最強 キャスター シキ BLACK CAT 63 海賊房太郎(大沢房太郎) ゴールデンカムイ キャスター 秋葉流 うしおととら 64 杜野凛世 アイドルマスター シャイニーカラーズ セイバー 座頭市 座頭市(勝新太郎版) 65 吉田優子 まちカドまぞく アーチャー バザード・ブラック BLEACH 66 冬馬かずさ WHITE ALBUM2 セイバー ウェイブ アカメが斬る! 67 殺島飛露鬼(やじま・ひろき) 忍者と極道 アーチャー ソニックブーム ニンジャスレイヤー 68 伊藤大祐 リベリオンズ Secret Game 2nd Stage ランサー 雅 彼岸島 69 田中摩美々 アイドルマスター シャイニーカラーズ アサシン ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ 憂国のモリアーティ 70 各務原なでしこ ゆるキャン△ バーサーカー ひぐまの洋 水曜どうでしょう〜大泉洋のホラ話〜 71 芹沢あさひ アイドルマスターシャイニーカラーズ(World×Code) ハンター クロロ=ルシルフル HUNTER×HUNTER 72 七草にちか アイドルマスター シャイニーカラーズ キャスター 異魔神 ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 73 高橋鉄男 群青戦記 アーチャー 徳川 蒼 群青戦記 74 校長(本名はクソ長いので省略) 絶体絶命でんぢゃらすじーさんシリーズ アクター メリサ Alice Re Code 75 ワタナベ 淫獄団地 ランサー バイコーン キン肉マン 76 東山コベニ チェンソーマン セイバー ヱドロ メイジの転生録 77 松岡修造 松岡修造関連作品(ニコニコ動画又はyoutube) バーサーカー 爆熱番長 金剛番長 78(11) ジューダス テイルズオブデスティニー2 アサシン 松永 久秀 戦国BASARA 79 皮剥ぎボリス(ボリス・グローモフ) ねじまき鳥クロニクル アサシン 古明地こいし 東方projectシリーズ 80 西村茜 事情を知らない転校生がグイグイくる。 キャスター アイゼン テイルズオブベルセリア 81 本城刹那 魔人探偵脳噛ネウロ セイバー クラウド・ストライフ ファイナルファンタジーⅦ 82 三ノ輪鉄男 鷲尾須美は勇者である アヴェンジャー ユーリル ドラゴンクエストⅣ 83 ドリアン バキシリーズ ランサー スカサハ Fate/Grand Order 84 七草にちか アイドルマスター シャイニーカラーズ キャスター アルトリア・キャスター Fate/Grand Order 85 徐福 Fate/Grand Order キャスター 普賢真人 封神演義 86 小波鉄二 パワプロクンポケット2 戦争編 シールダー キャプテン・アメリカ マーベル・シネマティック・ユニバース 87 ゼノ・ヒューストン・ウィングフィールド Dr.STONE ランサー 木原脳幹 新約・とある魔術の禁書目録 88 デルウハ Thisコミュニケーション アサシン リュウ・イーウ テラフォーマーズ 89 田中ぷにえ 大魔法峠 ランサー 呂布奉先 終末のワルキューレ 90 羽鳥智世/チセ・ハトリ 魔法使いの嫁 アーチャー トリスタン Fate/Grand Order 91 遠山 和十(とおやま かずと) パワプロクンポケット10 セイバー アルトリア・ペンドラゴン Fate/stay night 92 カルネ ジョジョの奇妙な冒険第五部 黄金の風 バーサーカー コケカキイキイ コケカキイキイ 93 アーミヤ アークナイツ キャスター N(ナチュラル・ハルモニア・グロピウス) ポケットモンスターシリーズ 94 花寺のどか ヒーリングっど~プリキュア アサシン 櫻木真乃(ヴァンパイア) アイドルマスターシャイニーカラーズ 95 甲斐刹那 真女神転生デビルチルドレン(漫画版) ライダー ジンガ 牙狼-GOLD STORM 翔- 96 エステリーゼ・シデス・ヒュラッセイン テイルズオブヴァスペリア バーサーカー リアン(本人未認識。仮の名のライゼを名乗る) Lost Heaven 97 松野十四松 おそ松さん アクター エルエ Alice Re Code 98(12) かばん けものフレンズ クラフター スティーブ Minecraft 99(13) 秦こころ 東方project ライダー 機巧おちゃ麻呂 サムライスピリッツ 天下一剣客伝 100 ルドル・フォン・シュトロハイム ジョジョの奇妙な冒険 キャスター ダイジョーブ博士 実況パワフルプロ野球シリーズ 101 死相(デッドフェイス)/岸浪ハクノ Fate EXTRA Last Encore ランサー ヒュンケル DRAGON QUEST -ダイの大冒険- 102 W アークナイツ ライダー 旧多二福 東京喰種 re 103 愚地独歩 刃牙シリーズ ライダー 呑破(ドンファー) 銃夢LastOrder 104(14) ボインゴ ジョジョの奇妙な冒険 ライダー ドロンジョ ヤッターマン 105(15) SCP-811“沼女”、またの名をアエ SCP Foundation ミュータント フー・ファイターズ ジョジョの奇妙な冒険 106 煉華 烈火の炎 アーチャー 妖精騎士トリスタン Fate/Grand Order 107 志々雄真実 るろうに剣心 ライダー 殺島飛露鬼 忍者と極道 108 ニュー速でやる夫 やる夫スレ バーサーカー 黒神めだか めだかボックス 109 ちいかわ なんか小さくてかわいいやつ バーサーカー 浅倉威 仮面ライダー龍騎 110(16) 眠目さとり 武装少女マキャヴェリズム アサシン 古明地こいし 東方Project 111 オフェリア・ファムルソローネ Fate/Grand Order バーサーカー アスラ Asura's Wrath 112 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ ランサー ブラックファング 映画ハピネスチャージプリキュア! 人形の国のバレリーナ 113 木村輝(ガムテ) 忍者と極道 ライダー ビッグ・マム(シャーロット・リンリン) ONE PIECE 114 北条時行 逃げ上手の若君 アサシン 甘寧 蒼天航路 115 愛城 恋太郎 君のことが大大大大大好きな100人の彼女 バーサーカー しっとマスク 突撃!パッパラ隊 116 甘城千歌 サタノファニ ライダー メドゥーサ Fate/stay night 117 クロメ アカメが斬る!(漫画版) シャドウ ダーク王子 千年戦争アイギス 118 ゾーリン・ブリッツ HELLSING セイバー マキーナ 魔剣X(エックス)、魔剣爻(シャオ) 119 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ アーチャー カービィ 星のカービィ(アニメ版) 120 天生壱 CLUBゲーム倶楽部 セイバー 瀬田宗次郎 るろうに剣心 121 異能肉 十二大戦 セイバー 錆白兵 刀語 122 アリス BAROQUE アヴェンジャー がん細胞 はたらく細胞 123 宇佐見蓮子 東方project 音楽CDシリーズ キャスター デカラビア メギド72 124 田中一 オッドタクシー アサシン 吉良吉影 ジョジョの奇妙な冒険 125 ヨシダ 淫獄団地 セイバー 佐々木小次郎 終末のワルキューレ 126 瞳島 眉美 美少年シリーズ キャスター 五条悟 呪術廻戦 127 黄色ブドウ球菌 はたらく細胞 ライダー ヒャクニンリキン ドクターマリオくん 128 柏木舞 DARKER THAN BLACK 黒の契約者 ランサー 立花響 戦姫絶唱シンフォギア 129 竃門炭治郎 鬼滅の刃 アサシン メリイ 死印 130 ステイン 僕のヒーローアカデミア アサシン 明智吾郎 ペルソナ5R 131 胡月レオナ 金田一少年の事件簿 アサシン ファントム・オブ・ジ・オペラ Fate/Grand Order 132 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ ライダー アシュレイ・ホライゾン シルヴァリオ トリニティ 133 古手梨花 ひぐらしのなく頃に業 セイバー 宮本武蔵 Fate/Grand Order 134 マシュ・キリエライト Fate/GrandOrder シールダー アイギス ペルソナ3 135 関織子 若おかみは小学生(映画版) セイバー 春日一番 龍が如く7 136 星菜夏月 アイドル事変(アニメ版) キャスター 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ 137 グリーン ポケットモンスターSPECIAL アーチャー レッド ポケットモンスターSPECIAL 138 弐戦一(にせん はじめ)[パワプロ2001サクセス主人公]} 実況パワフルプロ野球2001 アーチャー ナナリー・フレッチ テイルズオブデスティニー2 139 浅倉透 アイドルマスターシャイニーカラーズ セイバー クレナイ ガイ ウルトラマンオーブ 140 鏡音リン/鏡音レン VOCALOID ランサー ジェットジャガー・ユング ゴジラS.P 141 桃井愛莉 プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク アルターエゴ 黛冬優子 アイドルマスターシャイニーカラーズ 142 ファタ 無敵凶刃ロザリオー アヴェンジャー ベレト メギド72 143 藤崎佑助(ボッスン) SKET DANCE バーサーカー 雲沼ジグ ステルス交響曲 144 13号 武装神姫BATTLE MASTERS mk2 アヴェンジャー ダディ13号 ドラミ ドラえもんズ ロボット学校七不思議!? 145 星野アイ 【推しの子】 ライダー 殺島飛露鬼 忍者と極道 146 支配の悪魔(マキマ) チェンソーマン アルターエゴ “悪の敵”、或いはケラウノス。或いは、クリストファー・ヴァルゼライド シルヴァリオ トリニティ 147 支倉未起隆(はぜくら・みきたか) ジョジョの奇妙な冒険第四部 フォーリナー 遊佐こずえ アイドルマスターシンデレラガールズ 148 宮美三風 四つ子ぐらし セイバー デュラン 聖剣伝説3 TRIALS of MANA 149 カタリナ・クラエス(野猿) 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… アヴェンジャー ワタシタチ Alice Re Code 150 レイリ 黒白のアヴェスター ダエーワ(魔将) ジャンヌ・ダルク・オルタ Fate/Grand Order 151 本名不明(松坂さとうの叔母) ハッピーシュガーライフ バーサーカー 鬼舞辻無惨 鬼滅の刃 152 宮美一花 四つ子ぐらし アサシン ホークアイ 聖剣伝説3 TRIALS of MANA 153 冨岡義勇 鬼滅の刃 アサシン 胡蝶しのぶ 鬼滅の刃 154 飛騨しょーこ ハッピーシュガーライフ アーチャー ガンヴォルト(オルタ) 蒼き雷霆ガンヴォルト爪 155 アストルフォ Fate/Apocrypha ランサー ブラダマンテ Fate/Grand Order 156 イレイナ(主人公の私) 魔女の旅々 キャスター イレイナ(粗暴な私) 魔女の旅々 157 命令者 白(ホワイト) ジガ-ZIGA アルターエゴ クッパ姫 スーパーマリオシリーズの二次創作 158 緋田美琴 アイドルマスター シャイニーカラーズ アサシン パイロットハンター パイロットハンター(松本零士作 ザ・コクピット1巻 収録読み切り) 159 宮崎すみれ ハッピーシュガーライフ アサシン スイムスイム 魔法少女育成計画 160 山野浩一(バビル2世)} バビル2世(原作漫画版) セイヴァー 佐藤和真 この素晴らしい世界に祝福を! 161 アルセーヌガンダムX SDガンダムワールドヒーローズ スペランカー トルネコ トルネコの大冒険シリーズ 162 宮美四月 四つ子ぐらし ランサー リース 聖剣伝説3 TRIALS of MANA 163 TDNコスギ レスリングシリーズ(真夏の夜の淫夢シリーズ) キャスター SKMT Babylon Stage34 真夏の夜の淫夢~the imp~ 第四章 昏睡レイプ!野獣と化した先輩 164 北条沙都子 ひぐらしのなく頃にシリーズ アサシン 鬼柳京介 遊戯王5D's 165 七草にちか アイドルマスター シャイニーカラーズ イーター アンテン様 アンテン様の腹の中 166 寶月夜宵 ダークギャザリング セイバー 王たちの化身 DARK SOULS Ⅲ 167 鷲巣巌 アカギ~闇に降り立った天才~ ライダー シキ ONE PIECE FILM STRONG WORLD 168 七草はづき アイドルマスターシャイニーガールズ キャスター 嘘をつく大人 library of ruina 169 禪院真依 呪術廻戦 ランサー V Devil May Cry 5 170 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ アサシン 透龍 ジョジョリオン 171 アンジェロ・ラグーザ 91Days ランサー ガレス Fate/Grand Order 172 北条鉄平 ひぐらしのなく頃に業 アーチャー Lucid Caligula Overdose -カリギュラ オーバードーズ 173 天井努(敵対ロマンス) アイドルマスターシャイニーカラーズ セイバー 煉獄杏寿郎 鬼滅の刃 174 稀咲鉄太 東京卍リベンジャーズ ライダー クリストファー・コロンブス Fate/Grand Order 175 クレータス Thrill Kill(スリルキル) バーサーカー ロジー Lost Ruins 176 バギー ONE PIECE バーサーカー 偽ジロウ・スズキ 魔法少女プリティ☆ベル 177 レゼ チェンソーマン セイバー 鈴鹿御前 Fate/Grand Order 178 古手梨花 ひぐらしのなく頃に アヴェンジャー 鬼舞辻無惨 鬼滅の刃 179 池谷二鳥 四つ子ぐらし アヴェンジャー ウルトラマントレギア ウルトラマンタイガ&劇場版ウルトラマンR/B セレクト! 絆のクリスタル 180 トワイス・H・ピースマン(デッドフェイス) Fate/EXTRALast Encore ビーストEX 終焉の女王アウラ .hack//Link 181(17) ゲーニッツ THE KING OF FIGHTERS '96 アサシン ヴァニラ・アイス ジョジョの奇妙な冒険 182 的場勇一郎 金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件 アサシン 半天狗 鬼滅の刃 183 スカサハ=スカディ Fate/Grand Order セイバー ミリオンズ・ナイブズ TRIGUN MAXIMUM 184 斎藤一 るろうに剣心 セイバー 沖田総司 コハエース及びぐだぐだエース 185 七草にちか アイドルマスターシャイニーカラーズ ルーザー 球磨川禊 めだかボックス 186 神戸あさひ ハッピーシュガーライフ キャスター 前原圭一 ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 187 ゼオン・ベル 金色のガッシュ! アサシン 黒死牟 鬼滅の刃 188 紅露火垂 ブラック・ブレット ランサー 虞美人(水着) Fate/Grand Order 189 鷹野三四 ひぐらしのなく頃に解 ランサー 赤屍蔵人 GetBackers -奪還屋- 190 阿万音鈴羽 STEINS;GATE バーサーカー トランクス ドラゴンボール 191 佐野万次郎 東京卍リベンジャーズ アーチャー 壬生宗次郎 神咒神威神楽 192 不明 ??? キャスター グジュー 大貝獣物語 193 須和ミツ夫 パーマン アサシン ヤスザキマン ショルダータックルヤスザキマン 194 衛宮切嗣 Fate/Zero アサシン 零崎曲識 零崎曲識の人間人間 195 諫山黄泉 喰霊-零- ランサー 市丸ギン BLEACH 196 白瀬咲耶 アイドルマスター シャイニーカラーズ ライダー キャプテン・ネモ Fate/Grand Order 197 十叶詠子 missing バーサーカー モルガン Fate/Grand Order 198 ワルナスビ フラワーナイトガール アサシン 義賊ゴエモン モンスター烈伝 オレカバトル 199 藤丸立香(男) Fate/Grand Order グランドメイル 範馬勇次郎 刃牙シリーズ 200 間桐桜 Fate/Zero アーチャー ■■■■(本人の記憶からすでに失われている。) ? 201 影森みちる BNA ビー・エヌ・エー キャスター シン ダンジョンズ&ドラゴンズ シャドーオーバーミスタラ 202 イカ娘 侵略!イカ娘 ランサー スービエ SaGa THE STAGE‐七英雄の帰還‐ 203 ブラックジェネラル 残念女幹部ブラックジェネラルさん プレジデント ヤバイ仮面 ドゲンジャーズ 204 古手梨花 ひぐらしのなく頃に解 セイバー 常盤ソウゴ(オーマジオウ) 仮面ライダージオウ 205 アーサー・フレック JOKER アヴェンジャー 白面の者 うしおととら 聖杯戦争のルール 【舞台・設定】 数多の並行世界の因果が収束して発生した多世界宇宙現象、『界聖杯(ユグドラシル)』が本企画における聖杯となります。 マスターたちは各世界から界聖杯内界に装填され、令呪とサーヴァント、そして聖杯戦争及び界聖杯に関する知識を与えられます。 黒幕や界聖杯を作った人物などは存在しません。 界聖杯内界は、東京二十三区を模倣する形で創造された世界です。 (※なんか東京って1の想像より広いみたいだったので修正しました……) 舞台の外に世界は存在しませんし、外に出ることもできません。 界聖杯内界の住人は、マスターたちの住んでいた世界の人間を模している場合もありますが、異能の力などについては一切持っておらず、"可能性の器"にはなれません。 サーヴァントを失ってもマスターは消滅しません。 聖杯戦争終了後、界聖杯内界は消滅します。 それに伴い、願いを叶えられなかったマスターも全員消滅します。 書き手向けルール 【基本】 予約はトリップを付けてこのスレッドで行ってください。 期限は七日間までとしますが、申請を行うことでもう七日間延長することが出来ます。 延長期間を含めて、最大二週間までの予約が可能になります。 予約の開始は2021/7/26(月)0 00とします。 過度な性的描写については、当企画では原則禁止とさせていただきます。 マップはwikiに載せておきましたので、ご確認ください。 【時間表記】 未明(0~4時)/早朝(4~8時)/午前(8~12時)/午後(12~16時)/夕方(16~20時)/夜間(20~24時) とします。本編開始時の時間帯は「午前10時」となります。 【状態表】 以下のものを使用してください。 【エリア名・施設名/○日目・時間帯】 【名前@作品名】 [状態]: [令呪]:残り◯画 [装備]: [道具]: [所持金]: [思考・状況] 基本方針: 1: 2: [備考] 【クラス(真名)@作品名】 [状態]: [令呪]:残り◯画 [装備]: [道具]: [所持金]: [思考・状況] 基本方針: 1: 2: [備考] 外部リンク Fate/Over The Horizon @ ウィキ スレッド Fate/Over The Horizon Part5(現行スレ) Fate/Over The Horizon Part4 Fate/Over The Horizon Part3 Fate/Over The Horizon Part2 Fate/Over The Horizon
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/22374.html
Fate/Grand Order Original Soundtrack I 初回仕様限定盤 Blu-ray Fate/Grand Order -First Order- 「複製原画セット」付 発売日:3月1日・3月29日 アプリゲーム「Fate/Grand Order」の 楽曲をまとめたオリジナルサウンドトラック! 全3枚組。 2016年12月放送。 http //anime.fate-go.jp/ 監督 難波日登志 原作 TYPE-MOON 助監督 塚田拓郎 ストーリー原案 奈須きのこ 脚本 関根アユミ 絵コンテ 三條なみみ、塚田拓郎 演出 塚田拓郎、安部元宏 キャラクター原案 武内崇、また、PFALZ、ワダアルコ キャラクターデザイン・総作画監督 後藤圭佑 デザインワークス 赤石沢貴士 作画監督 坪山圭一、中野祐貴、杉泊朋子、後藤圭佑 エフェクト作画監督 橋本敬史 作画監督補佐 佐古宗一郎、小澤円、佐藤この実、西島翔平、林あすか、宇良隆太 美術監督 海老澤卓也 美術デザイン 佐藤豪志 色彩設計 竹澤聡 撮影監督 松井伸哉 撮影監督補佐 浅黄康裕 CGプロデューサー 黒川幸佑 CGディレクター 奥納基 モーショングラフィックス 岸これみ 編集 定松剛 編集助手 松本秀治 音響監督 高寺たけし フォーリー 倉橋静男 効果 山谷尚人、長谷川卓也、緒方康恭 録音調整 平野延平 録音助手 なしもとりょうこ 音楽 川崎龍 アニメーション制作 レイ・デュース ■関連タイトル Blu-ray Fate/Grand Order -First Order-【Amazon.co.jp限定】オリジナル特典 「複製原画セット」付 Fate/Grand Order Memories III 概念礼装画集 第2部 上 2018.04-2019.12 Fate/Grand Order 2021年版日めくりカレンダー Blu-ray Fate/Grand Order THE STAGE‐冠位時間神殿ソロモン‐完全生産限定版 Fate/Grand Order Original Soundtrack I 初回仕様限定盤 Fate/Grand Order material I TYPE-MOONエース Fate/Grand Order Fate/Grand Order 電撃コミックアンソロジー Fate/Grand Order アンソロジーコミック STAR Fate/Grand Order コミックアラカルト 1 随時更新! pixivFANBOX アニメ@wiki ご支援お待ちしています! ムック本&画集新刊/個人画集新刊/新作Blu-ray単巻/新作Blu-ray DVD-BOX アニメ原画集全リスト スタッフインタビューwebリンク集 最新登録アイテム Blu-ray 魔女見習いをさがして Blu-ray「どうにかなる日々」Blu-ray Happy-Go-Lucky Edition 初回限定生産 Blu-rayDisc付き 『ラブライブ! スーパースター!!』「始まりは君の空」【みんなで叶える物語盤】 BEM~BECOME HUMAN~豪華版Blu-ray Blu-ray 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 10th Anniversary Compact Collection Blu-ray ぐらぶるっ! Blu-ray 映画クレヨンしんちゃん 激突! ラクガキングダムとほぼ四人の勇者 Blu-ray CHRONO CROSS 20th Anniversary Live Tour 2019 RADICAL DREAMERS Yasunori Mitsuda Millennial Fair FINAL at NAKANO SUNPLAZA 2020 ゴブリンスレイヤー Blu-ray BOX 初回生産限定 グリザイア ファントムトリガー THE ANIMATION 03[Blu-ray] 特装版 ラブライブ! サンシャイン!! Saint Snow 1st GIG 〜Welcome to Dazzling White Town〜 Blu-ray Memorial BOX ゾンビランドサガ Blu-ray BOX 初回生産限定盤 Blu-ray 思い、思われ、ふり、ふられ 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 1st Season 完全生産限定版 Blu-ray Fate/Grand Carnival 2nd Season 完全生産限定版 Blu-ray ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかIII OVA Blu-ray 映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日 BD特装版 Blu-ray アズールレーン 三笠大先輩と学ぶ世界の艦船 ぶるーれい Blu-ray 水瀬いのり Inori Minase 5th ANNIVERSARY LIVE Starry Wishes かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~ 22 OVA同梱版 呪術廻戦 公式ファンブック よつばと! 15 監修 庵野秀明・樋口真嗣など 夢のかけら 東宝特撮映画篇 パラレルパラダイス 13 特装版 アイドルマスター ミリオンライブ! Blooming Clover 9 オリジナルCD付き限定版 美樹本晴彦マクロス画集 軌 わだち― 夜ノみつき 10th EUSHULLY WORKS しらこ画集 ILLUSTRATION MAKING VISUAL BOOK カズアキ画集 Kazuaki game artworks ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~ 公式ビジュアルコレクション ぼくたちは勉強ができない 第21巻 音声ドラマ ミニ画集付き同梱版 あいきょう 荻pote作品集 ヒョーゴノスケ流 イラストの描き方 TVアニメ『くまクマ熊ベアー』オフィシャルファンブック 押井守原作・総監督 西村純二監督作品 『ぶらどらぶ』 解体新書公式コンプリートガイド OCTOPATH TRAVELER Design Works THE ART OF OCTOPATH 2016-2020 おそ松さん 3rd season SPECIAL BOOK 描きたい!!を信じる 少年ジャンプがどうしても伝えたいマンガの描き方 YMO1978-2043 「小冊子・YMO全トラックリスト2021 Amazon限定表紙版」付き To LOVEる -とらぶる- ダークネス FIGURE PHOTOGRAPHY COLLECTION 斉藤朱夏 CALENDAR 2021.4-2022.3 ラブライブ! サンシャイン!! Aqours DOME TOUR COMIC ILLUSTRATION BOOK ラブライブ! サンシャイン!! Aqours COMIC ILLUSTRATION BOOK 2020 Winter イジらないで、長瀞さん 10 特装版 「はたらく細胞」公式アニメ完全ガイド リスアニ! Vol.43.2「アイドルマスター」音楽大全 永久保存版VII アイドルマスター シャイニーカラーズ 3 CD付き特装版 ウルトラマンマックス 15年目の証言録 ウルトラマンZ特写写真集 じじぃ 人生は深いな 冴えない彼女の育てかた 深崎暮人画集 上 Flat. ぷよぷよ アートワークコレクション 古谷静佳1st写真集 re START THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER COLLABORATION! Great Journey ウルトラマンゼロ Blu-ray BOX クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 Blu-ray BOX 初回生産限定版 小林さんちのメイドラゴンBlu-ray BOX ゆゆ式Blu-ray BOX スペシャルプライス版 とーとつにエジプト神 Blu-ray 直球表題ロボットアニメ 全話いっき見ブルーレイ 未来ロボ ダルタニアス 一挙見Blu-ray VOL.1 シュヴァルツェスマーケン 全話見Blu-ray ワールドトリガー一挙見Blu‐ray VOL.1 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 魔王プレイボックス 初回生産限定 トータル・イクリプス 全話見Blu-ray Blu-ray Cutie Honey Universe Complete Edition 夜ノヤッターマン 全話いっき見ブルーレイ こみっくがーるず Blu-ray BOX 初回生産限定 Blu-ray 幼女社長 むじなカンパニーセット 初回生産限定 ログ・ホライズン 円卓崩壊 Blu-ray BOX 七つの大罪 憤怒の審判 Blu-ray BOX I Blu-ray 水樹奈々 NANA ACOUSTIC ONLINE 『Dr.STONE』2nd SEASON Blu-ray BOX【初回生産限定版】 魔術士オーフェンはぐれ旅 キムラック編 Blu‐ray BOX 今井麻美 Winter Live「Flow of time」 - 2019.12.26 at EX THEATER ROPPONGI - Blu-ray盤 Blu-ray 仮面ライダーゼロワン ショートアニメ EVERYONE'S DAILY LIFE 仮面ライダー一挙見Blu-ray 1号 2号・V3編 仮面ライダー一挙見Blu-ray X・アマゾン・ストロンガー編 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1975-1981 スーパー戦隊一挙見Blu-ray 1982-1986 半妖の夜叉姫 Blu-ray Disc BOX 1 完全生産限定版 裏世界ピクニック Blu-ray BOX上巻 初回生産限定 Levius レビウス Blu-ray BOX【期間限定版】 スーパー戦隊 学研の図鑑 江口寿史美人画集 彼女 アニメディスクガイド80's レコード針の音が聴こえる necomi画集 PHONOGRAPHIC フルーツバスケット アニメ2nd season 高屋奈月 Illustrations 2 彼女、お借りします TVアニメ第1期 公式設定資料集 ドラゴンボール 超戦士シールウエハースZ 超シールガイド ガンダムアーカイヴス『ガンダムビルドシリーズ』編 Angel Beats! 天使画集 Angel Diary PANZER FRAULEIN 野上武志画集 【陸編】 Angel's cage るび様画集 Sweet Dream はすね画集 画集 制服Girl's▼コレクション もりょ作品集 異世界ファンタジーのキャラクターコレクション 劇場版「美少女戦士セーラームーンEternal」公式ビジュアルBOOK アイドルマスター シャイニーカラーズ イラストレーション ワークス VOL.2 Blu-rayDisc付き 八十亀ちゃんかんさつにっき 10 特装版 あんさんぶるスターズ! Ready For Star 2巻 缶バッジ付 Switch エーペックスレジェンズ チャンピオンエディション New ポケモンスナップ -Switch 【PS4】BIOHAZARD VILLAGE PLAMAX 聖戦士ダンバイン サーバイン ノンスケール PS製 組み立て式プラスチックモデル スーパーミニプラ 無敵ロボ トライダーG7 3個入りBOX 魔道祖師 前塵編 完全生産限定版 HGUC 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ Ξガンダム MG 機動戦士ガンダムSEED モビルジン 1/100スケール カンチ 青 ノンスケール ABS&ダイキャスト製 塗装済み完成品 ☆赤ver 魔女の旅々17 ドラマCD付き特装版 クリストファー・ノーランの世界 メイキング・オブ・インターステラー BEYOND TIME AND SPACE 時空を超えて るるぶアズールレーン からかい上手の高木さん15からかいカレンダーカード付き特別版 「武装神姫」原案イラスト集 ALLSTARS 機動戦士ガンダム サンダーボルト 17 キャラクターブック付き限定版 とある科学の超電磁砲T OFFICIAL VISUAL BOOK Aqours 5周年記念アニメーションPV付きシングル「smile smile ship Start!」【BD付】
https://w.atwiki.jp/chaosgvg/pages/64.html
GV時 通常 ギルド名 ギルマス 職性別Lv EMC 結成日 溜まり場 NO FATE マーユ 女:アサシンクロス:95 EMC◎ 不明 不明 「NF百鬼」同盟の一つ、読みは「ノーフェイト」直訳は「違う運命」 同属ギルドとして「arPale」がある HP名 URL 管理者 NO FATE http //alkalinebattery.hp.infoseek.co.jp/ あるかり男:チャンピオン:95
https://w.atwiki.jp/natsutan/pages/68.html
概要 tcl/generic/tclInt.h ソース /* * Structure to record the locations of invisible continuation lines in * literal scripts, as character offset from the beginning of the script. Both * compiler and direct evaluator use this information to adjust their line * counters when tracking through the script, because when it is invoked the * continuation line marker as a whole has been removed already, meaning that * the \n which was part of it is gone as well, breaking regular line * tracking. * * These structures are allocated and filled by both the function * TclSubstTokens() in the file "tclParse.c" and its caller TclEvalEx() in the * file "tclBasic.c", and stored in the thread-global hashtable "lineCLPtr" in * file "tclObj.c". They are used by the functions TclSetByteCodeFromAny() and * TclCompileScript(), both found in the file "tclCompile.c". Their memory is * released by the function TclFreeObj(), in the file "tclObj.c", and also by * the function TclThreadFinalizeObjects(), in the same file. */ #define CLL_END(-1) typedef struct ContLineLoc { int num;/* Number of entries in loc, not counting the * final -1 marker entry. */ int loc[1];/* Table of locations, as character offsets. * The table is allocated as part of the * structure, extending behind the nominal end * of the structure. An entry containing the * value -1 is put after the last location, as * end-marker/sentinel. */ } ContLineLoc;
https://w.atwiki.jp/dominions4/pages/261.html
自身が次に受けた通常ダメージを1回だけ無効にします Twist Fate 領域 使用 宝石 Alteration Lv0 戦闘/水陸両用 - 主属性 副属性 効果量 効果発生数 1 - - - 射程距離 効果範囲 精度補正 疲労 0 - - 10 特殊 ゲーム内説明文 The caster changes his future fate. Twist Fate negates the first successful strike against the one protected by this spell. 和訳 術者は自身の将来の運命を改変します。Twist Fateは、この呪文に保護されているものに対して最初に成功した攻撃を無効化します。 解説 通常ダメージを一度限り無効化する防御魔法。一度だけというのは寂しいが、その代わり発動率は100%で、ダメージの大きさも問わない。 小さな敵に囲まれて袋叩きにされるような指揮官には必要ないものの、指揮官同士の一騎討ちや、一過性の全体攻撃魔法の回避など、一撃の重さのほうが予想される場面では非常に有効。確実性があるというのは貴重な性質である。 ただし防ぐのはあくまでも通常ダメージのみ。それ以外についてはことごとくが素通りしてくる。また通常ダメージを与える攻撃でも、その追加効果は防がない。 とくに注意すべきなのは、即死攻撃は通常ダメージとは見なされないこと。画面上では999前後のダメージで表示されるが、内部的には異なる扱いを受けており、防ぐことができない。 コメント 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/hshorizonl/pages/495.html
. @Hakobune ・10秒前 … 成功する保証は無し。相乗りは歓迎。 残存する全てのマスターとサーヴァントに対して、同じ道を歩む余地がないものかどうか検討する。 全員との対話が終わるまで、方舟は出航しない。 ◆ ◆ ◆ ────ダメだな、こいつら。 自身のアカウントに送られてきたリプライを見て、皮下が抱いたのはその一言だった。 ただでさえ猫の手も借りたい程忙しい現状、こんな愚にもつかない連絡は捨ておくべき。 つい一時間前までの彼ならばそう思っていただろう。 彼のサーヴァントである、カイドウより283に関する情報を得ていなければ。 「……283の連中からの連絡か」 傍らから、リップが覗き込んでくる。 他人に自分のスマホを覗き見られるというのは気にならない事も無かったが、 それでも彼も執心の情報である事も理解しているので特に気にしない。 「あぁ、この期に及んでまだ誰も彼も、だとさ。ご立派だねぇ」 「……それでも無視は旨くないだろ。どう返すつもりだ」 「んー、そりゃ決まってる。梨花ちゃんに伝えた時と同じ、『死ね』だ」 飄々とした態度で、剣呑な決定を口にする皮下。 それに違和感を感じたリップは、怪訝そうに眉を顰めた。 一見すれば脱出の危険性は下がったかのような283からのメッセージに尚も強硬な態度を見せる意図を測りかねたからだ。 僅かに考えた後、最も妥当と思われる推察を提示する。 「……これは奴らの嘘(ブラフ)とでも言いたいのか」 皮下が283殲滅の姿勢を崩さない理由で最も即座に思い浮かぶ物が、それだった。 今はまだ脱出しない、或いはできないというポーズを敢えて広め。 聖杯狙い達のガードが下がった所でせっせと準備を押し進め、秘密裏に脱出する。 策としては、四面楚歌の今の脱出派達が取れる最善手だろう。 だが、その推論を聞くと、皮下は首を横に振った。 「妥当ではあるが、意図が見え見え過ぎて可能性は低いだろうな。 多分、全員と対話なんて目標もマジに言ってるんだろう。 俺が落第点を出してるのはそこだ。あの子らは敵としちゃ余りにも信用できない」 クロサワやカイドウ、ガムテらから得た情報から推測するに283のアイドル達が本当に善良な集団であることは皮下もある程度の信ぴょう性を感じている。 しかし、その上で彼女達の提案を皮下は戯言だと断じた。 「残存主従全て何て、範囲も対象も不透明な連中に判断基準を投げてるのが論外だ。 これがまだガムテ君が抑えてるあの子らのPさんや梨花ちゃんの奪還が果たされるまで… とかなら『死ね』が、『却下』に変わるぐらいで済んだけどな」 界聖杯は既に脱出派の脱出が叶った場合残存主従の抹消を宣言している。 そんな中でこの東京で勝ち残った、全ての主従との対話を脱出派は目指しているという。 何騎生き残っているかもしれぬ状況で、襲われることも承知の上で、彼女達は交渉に臨もうとしているのだ。 だが、その事実は皮下達にとって最も信用ならない選択肢である。 何がきっかけに、彼女達が脱出に踏み切るか分からないためだ。 「奴らが途中で掌を返すって言いたいのか?」 思わず、疑問が口に出る。 皮下の話では既に犠牲者も出ているという話なのに、それでも対話を選ぶ脱出派がそんな裏切りを選ぶだろうか。 リップの視点から見ても、その可能性は低いように思えた。 だが、それに対する皮下の声は、氷の様に冷淡なものだった。 「あぁ、そう言う事だ。だって、追い詰められてるとはいっても、 ───283のマスターで死んだのは、まだたった一人だけだろ?」 あっけらかん、という言葉が最も似合う態度で。 皮下真は、283が負った痛みを、そう吐き捨てた。 正確にはサーヴァントも2騎脱落しているのだが、そもそも勘定にいれていない。 皮下にとってはサーヴァントなど勝ち残るための兵器でしかないからだ。 そう思っているのは皮下だけでなく、カイドウの側も同じだろう。 思考で理解したうえで、徹底的なまでに偶像達の感情に頓着せず。 一人の少女の死を、皮下は徹底的に数値(データ)としか見ていない。 「今はまだお友達が一人死んだだけだ。だから旗色が悪くても身内で励ましあえる。 あの子の分まで頑張ろうなんて息巻いてるかもな。でも───これが二人、三人。 死人と、生きてるアイドルの数が逆転する頃にはどうなっているかな?」 283が、これからも積極的に他の陣営に関わろうとする限り。 これからも犠牲者は確実に出る。 彼女達は既に聖杯狙い達からの賞金首。目の上の瘤なのだから。 それを為すのが自分達海賊同盟か、それとも峰津院か、手を組んでいるらしい敵同盟とやらかは分からない。 だが、素人の少女たちが戦争に介入するという事はそう言う事だ。 残存主従全てという広範囲かつ実態の見えない相手と関わり続ければ、何がきっかけで犠牲者が出る事になるかは分からない。 そうして、脱落者の数が増えて。生き残っている偶像が半数ほどになれば。 絶対に、今自分達が今選んでいるスタンスは正しいのかという疑念がもたげてくる。 情が深いからこそ、これ以上仲間を喪うくらいならばという感情が必ず発生する。 そうなれば、必然的になりふり構わず脱出するスタンスへと移行してしまうだろう。 それこそが、皮下の最も懸念している事態なのだった。 「賭けてもいい。実際アイドルちゃん達は善い子なんだろう。 だが、だからこそ───本当に土壇場になれば、身内への情に負けて必ず反転する」 最後の一人になっても徹底的に界聖杯に逆らう、理想と一緒に心中する様な連中でなければな。 そう言って、皮下は推論を締めくくった。 それを不治の否定者は無言のままに、しかし確かな納得と共に理解する。 283の箱舟は聖杯を目指す物全てにとっての爆弾だ。 プロデューサーや古手梨花の存在でそれをある程度コントロールできると踏んでいたが。 彼女達はリスクを敬遠して信頼できるものとだけ、手を繋ぐことを選らばなかった。 レイシストの思想と言ったのは訂正しよう。 彼女達は本気で全員笑って終わる事の出来るエンディングとやらを目指しているらしい。 しかし、だからこそ危険度は跳ね上がる。 何がきっかけで、何時彼女達が脱出する方向に舵を切るかが予測できないからだ。 今や283の偶像達は爆弾は爆弾でも、導火線の見えない不可視の爆弾と化した。 故に、共生の道は無い。しかしだ。リップはそこで口を挟んだ。 「…283の連中がやっぱり生かしておけないってのは理解した。 だが、俺達は今峰津院以外を相手にしてる余裕はねぇだろ」 当然の指摘だった。 リップとて残存戦力の全てを把握している訳ではないが。 本選通過時に告知された残存主従の総数から、自分達が所属している陣営が最大勢力であることは間違いないだろう。 戦力的にも、諜報戦、電子戦の視点から言っても、脅威であるのは峰津院位だ。 とは言え、その唯一の対抗馬とこれから一戦交えようという現状。 他の陣営には構ってはいられない筈だ。 戦力に余裕があるからと言って戦線を広げすぎる事は、愚策中の愚策に他ならないのだから。 そんなリップの指摘に、皮下は宥める様なボディランゲージと共に答えた。 「まぁ焦るなよ。俺だって今峰津院以外と喧嘩している余裕は無いのは分かってる。 だから、今考えてるのは峰津院との戦いにもプラスに働く話だ。半ば運試しだけどな」 「……運試し?」 語る皮下の様相は、先ほど自分のサーヴァントの命令に激しく狼狽していたとは思えないほど泰然としていた。 まるで、これからとびきりのマジックを見せようとしている手品師の様な。 相手を嵌めようとしている詐欺師の様な。 そんな皮下の態度を見て、リップは特に口を挟むことなくプランの開示を待った。 「総督の話だと、偶像共は敵連合って奴らと繋がってるんだろ? 峰津院との決戦の最中に横合いから殴り掛かられちゃ面倒だ。だから─── 一時停戦の打診をしてみる」 閉口。 これにはリップも言葉を失った。 鏡面世界や鬼ヶ島と言う反則手を有している以上、もしそうなったとしても勝算は十分にある。 だがやはり峰津院を筆頭として、敵連合に283と三つの陣営に包囲される事となるのは、皮下としても避けたいのだろう。 そこまで思考が行きつくと同時に、不可能だと即座にリップは皮下の案を棄却する。 深く事情は知らないが、自分たちの陣営は既に偶像達に損害を与えている。 脱出派の情報流布から古手梨花の捕縛は勿論の事、 皮下が同盟を結んでいるサーヴァントが既に一人脱出派のマスターを落としている。 そんな確執のある相手の提案受け入れられるはずがない。 この男は面の皮がゴムタイヤか何かでできているのではないか? 「ところが、今このタイミングではそうでもないんだ」 犠牲者が出る事になった発端は、283が抱えていた犯罪卿と呼ばれるサーヴァントと。 自陣営の最高戦力の片翼たるガムテが従えるライダーの対立に起因する。 件の犯罪卿を屠るために、ガムテ少年は確保しておいた刺客を送り込んだ。 他ならぬ、偶像達のプロデューサーを。 奇妙なのは、偶像達の関係者としては聖杯狙いという特異なスタンスであるらしい。 「もしそのPさんが犯罪卿を始末してくれていれば、当面こっちとの確執は弱まる。 あの子らが諦めない限り確執そのものが消えることは無いが… 総督は元より283なんざどうでもいい。もう一人の婆さんも現状は峰津院と敵連合ってのにご執心だ」 だから、奴らがこっちと講和を結ぶなら今しかないんだ。 皮下のそう告げるのと共に、リップも脳内で情報を吟味してみる。 確かに、四面楚歌状態の彼女達とってメリットが大きい提案だ。 最大の敵が、一先ず敵に回らないと宣言するようなものなのだから。 右を見て左を見ても、同盟を結んでいる敵連合ですら本質的には味方ではない、 孤立状態の283にとって、海賊同盟と停戦協定を結べるだけで相当な状況の改善が見込める。 「もし、あの子たちがこっちにつくなら、この界聖杯のシード権をくれてやってもいい。 総督は釈然としねぇだろうが、ラスボスが一番強いなんてのは俺は漫画や映画の中だけで十分なんだよ」 元々大した戦意は無い集団なのだから、脱出と此方への明確な敵対行為。 この二つを行わないのであれば、一先ず捨て置いても問題は無かった。 峰津院を打倒した後、手に入れた霊地の魔力で敵連合を制圧し283と雌雄を決する。 彼なりの、決勝戦(ラスト・ダンス)の誘いだった。 「…いや、さっき言ってたことと矛盾しないか? 283は何が切欠で爆発するか分からない爆弾だったはずだろう。 少なくとも、そんな連中を遊ばせておくのは俺は反対だ。リスキー過ぎる」 「峰津院や敵連合にいたら間違いなくそうだろうな。でも、俺達には明確に奴らにはないカードがある」 もし仮に、峰津院がこの戦いに勝利し、海賊同盟をせん滅したとして。 霊地の魔力で戦力を拡充させたうえで次に標的にするのは間違いなく283だ。 唯一の対抗馬を下し、この最高戦力となれば次に彼らの牙城を脅かしうるのは、 ゲームそのもの強制的に終わらせかねない283に他ならない。 いま彼女達と手を結んでいる敵連合とだって、最終的な決裂は免れない。 脱出と聖杯。 目的地が違うのだから、峰津院と海賊同盟を下せば必ず敵連合は283に牙を剥く。 その前提は海賊同盟も同一のものだが…峰津院や敵連合とは決定的に違う点がある。 陣営こそ違えど、根幹からして彼女達の味方であるプロデューサーが此方にはいるのだ。 彼女達は、彼を見捨てられない……と見ている。 根本的に偶像達の味方である彼がいる事で、海賊同盟の約定にも信憑性は高まる。 もし一方的に約定を反故にして攻撃を仕掛けようとすれば、プロデューサーは彼女達に何らかのサインを絶対に出すからだ。 「あの子たちがこの話を蹴れば必然的にプロデューサーの立場は悪くなる。 それに、婆様との確執も息を吹き返すことになるかもしれない。 それは、あの子たちも望むところでは無いだろうさ。 勿論、話を飲むなら決裂まで二人の身の安全は、一応保障する」 向こうが参加者全員と話し合いの機会を設けると公言した矢先に。 これまでの確執は不幸な行き違いだったと水に流して、伸ばした手を払われたなら。 やっぱり全員と対話するつもりなんて無かったんじゃないかと此方も相応の対応ができる。 ともすれば、全員との対話なんて耳心地のいい言葉を吐いておいて。 直ぐに脱出は出来ないと嘯いておいて。実はやはりせっせと脱出準備しているのではないかと情報操作も可能だ。 「偶像達にとっても俺達、峰津院、敵連合相手に三連勝するよりも。 俺達が他を片付けた後に、俺達出し抜いて一勝する方がよっぽど実現性も高いだろ」 確かに一理ある話ではある。 だが、リップの表情はやはり否定的な物だった。 「…さて、どうだかな。取り合えずそのプロデューサーって男に会ってみない事にはな。 そいつが偶像共にとってどれほどの存在か測らんことには頷けん」 「そりゃそうだ。ていうか俺も知りたいしな。 奴さんが俺達が投資するに相応しい代物なのかどうかは」 そこでぱん、と皮下は手を叩き。 だから、出撃前に一つ会ってみようぜ、と結論付けた。 彼の現在の推定の居場所は、既にビッグ・マムの口からカイドウに。 カイドウの口より、皮下に伝えられている。 問題は、どうやってガムテがいないタイミングで鏡面世界を移動するかだが… 何処にいるかさえわかれば、リップのアーチャーの空間転移で問題はない。 「……そう言えば、お前のライダーはどうした?」 「大戦前の腹ごしらえ中だよ。集めた葉桜の被検体を全部食わせてる 283とコンタクトを取ることに関しちゃ、総督も了承済みだ。 何しろ向こうには総督の“悲願“がいるかもしれないらしいからな もしそいつがいたら三十分後に東京タワーに攻め込むって伝えろだとさ」 前日の午後に実行したクロサワによるアイドル拉致計画。 そして、同盟者であるガムテの実行した、グラス・チルドレンによる偶像殲滅。 その両方を阻止した侍がいることは、ガムテとの要注意人物の情報交換で分かった。 二度もアイドルを助けている事実、カイドウの知る宿敵の性格。 この二点を考慮すれば光月おでんが283陣営と連なっている可能性は非常に高い。 日輪のセイバーとの対鋼翼の共同戦線の約定もあるため、カイドウにとっても、 283と皮下がコンタクトを取ることに異論は無かったという。 「大和の奴は東京タワー側に現れたらしい。不自然に鏡が塞がれてるからほぼ確定だ。 総督や大看板には共同戦線を結んだらしいセイバーと一緒にそっちを遊撃してもらう。 俺達の本命はスカイツリーサイド。あの婆さんやリンボ、 お前のアーチャーちゃんと連携して霊地を頂く」 「お前のライダーとあのババア、両方にあたらせた方がいいんじゃないか?」 「その場合大和が万が一令呪でスカイツリーにシュワッチしてきたら、 お前のアーチャーちゃんが矢面に立つわけだが…それでいいか?」 「………成程な、お前の作戦で構わねぇよ」 リンボやシュヴィは短時間とは言え霊地の強奪に専念させたい。 そんな時に大和や敵連合、方舟一派が攻め込んでくれば狛犬や道化では防衛は不可能。 強奪作戦そのものが頓挫する恐れがあった。 その為、最大戦力である四皇二人をそれぞれの霊地に分散させたのだ。 「今まで必死に集めた覚醒者(モルモット)を食わせちゃいるが、 それでも大和の奴に勝てるかは分からん。もし霊地強奪に失敗すりゃ大赤字だよ」 今迄集めた葉桜の犠牲者たちは千人ほど。その全員が既に覚醒している。 その全てを食わせて令呪二画分の霊基の向上は見込めたが、今迄のストックを全て使ってしまった以上、同じ手は易々とは使えない。 だが、この一戦で全てを出し切る短距離走の構えでなければ峰津院は墜とせない。 その事を、皮下は正確に理解していた。何処かで必ず博打に出る必要がある。 「リップ、お前もそろそろ梨花ちゃんを出す準備しておけよ。 もうすぐ鬼ヶ島の中は綺麗さっぱり更地になるだろうからな」 どこかげんなりした顔で、皮下は梨花の身柄の移動を忠告する。 カイドウの計画では日輪のセイバーとの約定から、決戦場は鬼ヶ島の中とするらしい。 激突で失われる命を少しでも減らすための措置なのだろう。 その代償として、綺麗さっぱりこの鬼ヶ島の全てが消え去るのは最早確定していた。 「あーもー!!実験体達の処理は済んだ。他の設備もノウメンのホテル何かに移した。 それでもよー、総督はお前らにあぁ言ったけど…結局、栗を拾いに大火事の中に突っ込むの、俺と総督じゃん!!」 先ほどカイドウはリップ達に睨みを利かせたものの。 この作戦で最もリスキーなのは間違いなく直接鋼翼を相手取る事となる皮下らだ。 語気こそ強かったが、リップ達のリスクは皮下とカイドウのそれよりも数段落ちる。 ぼやく皮下だが、その軽薄な態度の裏側にあるこの作戦に対する本気の度合いをリップは感じ取っていた。 今のこの男なら、二画目の令呪の使用さえ躊躇わないだろう。 請け負うリスクが低いからと言って油断していれば食われる。その確信がった。 「皮下」 「ん~何だよ」 「283との交渉は、俺も噛ませろ」 「あぁ、お前も梨花ちゃんの女侍と話をつけておく必要があるもんな」 リップとてこのまま状況に運命の手綱を任せるつもりは毛頭ない。 此方も、カードを切るべきである。彼はそう判断した。 (古手梨花のセイバーに峰津院大和を暗殺させる。これでいいな、シュヴィ) 『──ん、問題ない…セイバーの宝具なら…あのマスターが、バリアを貼ってても… 間違いなく、斬れる』 (首尾よく行けば皮下のライダーを落とさせてもいいが…それは状況次第だな) リップとしてもこの一戦は墜としたくはない。 それ故に、古手梨花のセイバーに283陣営の戦力として動くことを許すつもりは毛頭なかった。 高ランクの対魔力を有しているセイバークラスに令呪一画分の強制力では服従させるには不足だろう。 だが、此方には不治と言う鬼札がある。 令呪と梨花にかけた不治、これを以て古手梨花のセイバーを此方の駒とする。 少なくとも、自分たちの邪魔だけはさせない。 そう思案を巡らせていると、眼前に何かが投擲された。 「………これは?」 「お前がオーダーしてた麻薬(ドラッグ)だよ。忘れる前にと思ってな。 時間がないせいでそこまで量産できてねーが、この一戦だけなら十分な数を用意した。 あ、言っとくがお前の分だけじゃないからな、 不安なら今のうちにアーチャーちゃんに解析させとけ」 手渡されたケースに入っていたのはリップが量産を依頼した麻薬だった。 様々な計画や作業と並行しながら、皮下らは複製と量産に成功していたらしい。 鬼ヶ島内の研究設備が軒並み吹き飛ぶ以前に、こうして提供が間に合った。 カードは着々と出そろい、その暴力を馳せる臨界の時を待つ。 「──うし、それじゃあ行くか。ガムテ君が帰ってくる前に済ませちまおう」 「そう言えば、あのガキはどうした?」 「俺達の他にも同盟者がいるらしいからそっちと話付けに行くんだと。 あんまり重要視はしてないみたいだったけどな」 話によればそのガムテの同盟者は敵連合の中核をなす人物と深い仲で、 それを考慮すれば此方を裏切ってくる可能性大な相手らしい。 そんな奴を連れてくるなとリップは吐き捨てるものの。 だから優先度が低いって話なんだろ、と肩を竦めて皮下は返した。 ガムテがつけた話如何で作戦に加えるか捨て駒にするか左遷するか吟味すれば良い。 その方向で話は纏まり、プロデューサーに会いに行く運びとなった。 鏡世界を先導しながら、リップは静かに尋ねる。 「283の連中、話に乗ってくると思うか?」 「んーいや、まぁ無理だろ。こういう時ガキは大人のいう事を聞かないもんだ」 皮下も、283が乗ってくるとは思わなかった。 君たちのやろうとしている事は死体の数を増やす結果にしか繋がらない。 必ず、後悔することとなる。 そう告げた所で、皮下達への純粋な反感とは別に受け入れられないだろう。 此処半日の各地で起きた戦乱により、最早東京は戦場と化した。 そして、戦場に観覧席は無い。このまま座して時を浪費すれば。 そう遠くないうちにゆでガエルの末路を辿る事となる。 回避するには、自分たちの手で運命の手綱を握るほかなく。 例え、それが海賊同盟と何方が生存(いき)るか死滅(くたば)るかの道を歩むことになったとしても。 例え、その過程で犠牲者が出る事になったとしてもだ。 此処で偶像達が退く事は絶対にないだろう。 これまでの動向から立てたプロファイリングを述べつつ、皮下は「それに」と続けた。 「当然、俺達と仲良くするなら敵連合とは縁を切ってもらう。 今時現役アイドルの熱愛なんざ珍しくないが、不倫がスキャンダルなのは昔と同じだ」 結局の所。 生死のかかった場所で、八方美人ほど信用ならない物は無い。 皮下の出した結論はそれだった。 そして、283が最終的な決裂の時まで敵連合を裏切ることは多分無いだろう。 最初から拒絶が見えているなら、これからの交渉は敵を脅威と定める確認作業。 或いは大勝負の前の単なる運試し。 だが、皮下医院と豊島区の一件で大和も敵連合もある程度敵としての輪郭が見えている中。 283陣営は皮下達にとって霧子と梨花以外、今一つ不透明な勢力だ。 ここらで各々のカードを開き、持ち札を詳らかにしておくのも悪くない。 そう考えての決定だった。 どの道話がどう転ぼうと、三十分後には戦争が幕を開ける。 後悔が無いように、やれるだけのことはやっておかなければならない。 「……ま、恋人は一人だけって話だ。三人も四人も嫁がいるなんてのは、 土台不誠実なんだよ。………お前も、そう思うんじゃないか、リップ」 ──貴女の言う通り、夜桜(わたし)が「当たり前」となる未来を私に見せてください。 脳裏に一人の女を想起し、皮下はまた軽口を叩いた。 断言こそできないものの、事ここに至り、何となく彼も察していたのだ。 何故、リップと言う甘い男が、聖杯を目指しているかを。 プロデューサーがいるという部屋を目指し、先を歩くリップは直ぐには答えない。 だが、前を見据えたままぽつりと返事を漏らした。 その返答はこれまで通り淡々としながらも、その実最も感情を感じさせる一言だった。 「…あぁ、それについちゃ“半分は”同感だ。誰も彼も、何て知った事じゃない」 ──寄越せ!お前のポイントを!全部!!俺がアークに乗り、もう一度ライラを治す!! …どうしようもなく、二人の男は大人だった。 既に、何よりも優先するものを決めていた。 そこには法も倫理も、挟まる場所は無く。 だからこそ、彼らは偶像達の理想を“否定する”。 ◆ …軟禁場所にある鏡を通した狂気の女帝への報告は、つつがなく果された。 出撃前に報告を命じてきたビッグ・マムは彼の挙げた戦果に満足したようにしきりに頷いていた。 サーヴァントが二騎に、マスターが一名。紛れもなく大戦果だ。 特に犯罪卿の首級を挙げたとなれば、彼女は瞬く間に破顔して。 ───マ~マママママ!!やるじゃねェかプロデューサー!褒めたげるよ!! 巨大な貌を喜色に歪ませて、満悦といった様相で彼女は傘下の男を労った。 話を伺うに、アルターエゴ・リンボの口から自分が裏切るのではないかと、 疑いを賭けられていたらしいが、払しょくできたらしい。 その後、プロデューサーは高まった機運を見逃さず、女帝へと二つの提案をした。 一つは、自分に疑いをかけたリンボの処断を不問とする事。 曲がりなりにもランサーに加勢した彼に義理を通す意味と、貸しを一つ作っておくためだった。 海賊同盟の全容判明のため、黄金時代(ノスタルジア)へと接近するためでもある。 もう一つの提案は、283への対応を自分に任せてほしい、という事。 ガムテがいれば到底受け入れられるとは思えない要求のため、偶像達に対して発言権を得るならば今この時を置いて他にはなかった。 そして、それは上手く行った。今この時に限っては。 犯罪卿と言う怨敵の討伐の功績に加えて。 偶像達が企む脱出計画というマムにとっても無視できない懸念が発生したことで、 彼女の中でもプロデューサーに対する重要度が上方修正が掛かっていた事も起因する。 海賊ビッグ・マムは暴君ではあるが、それは彼女が愚かであることを意味しない。 単なる人質としての運用ではなく、283の取り得る行動に対してプロデューサーの知識は替えが効かない物だ。 彼女はそう考え、プロデューサーの提案を条件付きで飲んだ。 ビッグ・マムが了承すれば、ガムテも後から否やとは言えない。 これからも針の穴を通す様な一瞬の油断もならない状況ではあるものの。 一先ず、283への追撃は回避できたと判断した。 女帝の言では、これから別口でまた大きな戦いがあるらしい。 彼女自らが出向くような、そんな大戦が。 三十分後には全軍出撃、当然お前にも出撃(で)てもらう。 有無を言わせない語気で彼女はそう言い放ち、通信は終わった。 どうやら、彼女は既に283から個人的な私怨を薄らせつつあるらしい。 無論の事、また何が切欠で再燃するかは分からないが。 しかし、それを確認できただけでも収穫はあった。 ───これも、彼のお陰だな。 ずるずると、壁にもたれ掛かり、息を吐く。 彼の智謀が無ければ、遺してくれたものが無ければ。 きっと、この結果には繋がらなかっただろう。 咲耶の遺した遺書も、届くことは無かった。 そう、想いは確かに届いていた。 犯罪卿と、白瀬咲耶の。故人たちが残したものは。 無明の荒野を歩んでいた男にとって、確かな光明であり。 優しい救いであり、開かれたパンドラの箱に残ったエルピスであった。 しかし。 「───おや、おやァ?」 死者の遺した功績は逸話となるが。 あくまでそれを受け取って世を動かすのは生者の意思だ。 そう、何時の世も生者の意思こそが、現世において優先される。 希望とは、奪われるためにあるとは誰の言葉だっただろうか。 一切嘲弄。常世全てを嘲笑う者。悪辣なる陰陽師。レディクールキャット。 アルターエゴ・リンボさえいなければ。 彼の立つ場所は、悪意に余りにも近すぎた。 ◆ 何らかの予感を感じ取ったのは、直後の事だった。 前提として、それは快なる感覚ではなかった。 湧き上がる汚泥。虫の苗床。吐き出された吐しゃ物。 それらを何の前触れもなく見せつけられたような、背筋を駆ける嫌悪感。 吸い寄せられるように、部屋の奥から薄暗い廊下へと視線を移す。 すると、そこには。その男が。 先の戦いでランサーに加勢し、偶像ではない七草にちかを殺したサーヴァント。 ニヤニヤと嫌悪を催す笑みを浮かべて、怪僧は静かに佇んでいた。 「…君か。俺に、何か用かな」 言いようのない気色の悪さを感じつつ、嫌悪感は表出せず対応する。 そんなプロデューサーを舐める様な視線で見つめながら、リンボは問いかけに対して返答した。 相も変わらず、粘つくような声だった。 「いやァ、拙僧に任じられた大仕事の前に、無事に帰還し…ンン! あらぬ疑いを掛けられたにも拘らず、拙僧に慈悲を与えてくださった御身に、 一言御礼を申し奉ろうと思った次第で参上した次第なのですが───」 何処までも芝居がかった様子で、恭しくもその実此方を見下した様な態度で。 リンボはなぜプロデューサーの前に姿を現したかを語る。 何のことは無い、いつも通りの、彼の気まぐれだった。 ただ、大仕事の前の息抜きとして、気になっていた漫画や映画に目を通す様な。 カイドウやマムに見咎められれば再び叱責を受ける事請け合いの寄り道。 そして、その結果として。 「───つまらぬ」 悪趣味な愉悦を満たす、その見世物が。 彼にとっては三流以下の話運びをしている事を知る事となった。 「何だそれは、何だその目は。つい数刻前に拝見した御身の瞳は、それはそれは美しい闇に満ちていたというのに。偶像共と関わりやはり宗旨替えをなされたのですかなァ?」 言葉と共に。 闇が動き出す。 薄暗い廊下の奥から這い出る様に、リンボが迫る。 上背のあるプロデューサーよりもなお高い位置にあるその相貌は。 笑っているはずなのにぞっとするほど冷たい物だった。 屠殺場に送られていく家畜を見る様な。 四肢をもがれ、尚も死にきれずもぞもぞと蠢く羽虫を眺める様な。そんな目だった。 「──それ以上近づけば殺す」 近づいてくるリンボから守る様に、ランサー・猗窩座が姿を現す。 既に臨戦態勢を取り、殺気を発する槍兵を前にしても、リンボの態度は変わらない。 「……あぁ、貴女も壮健でなりよりです、修羅の君。 しかしそう怯えずとも槍兵殿の主の害になる事は致しませぬとも。 御点前らは既にあのビッグ・マムのお気に入り、下手な事をすれば拙僧の首が物理的に飛びまする」 「貴様の吐く言葉を俺が信用するとでも思ったのか?」 猗窩座の制止の警告も意味をなさず。 リンボの歩みは止まらない。 彼の巨躯がフローリングの廊下から部屋の中に入った瞬間。 ランサーの姿が、プロデューサーの眼前から?き消えた。 常人が視認可能な速度を遥か後方に置き去りにして、拳を振るう。 「ほう、これは───」 氷の様な冷たい嘲弄に彩られた相貌が、俄かに瞠目する。 出会った当初より今相対している主従の関心はリンボにとってプロデューサーただ一人。 彼の従えるサーヴァントについては大した関心を持っていなかったが。 この修羅の霊基、初めて出会った当初より格段に練り上げられている。 令呪の効果ではない。魔術師でもない男の令呪の効果がここまで持続する事はない。 成程、この槍兵にも先の戦いで何某かの変容があったらしい。 だが、まだ足りない。 この槍兵の資質だけでは、羽化には至らない。 (ンン、であるならば──) 口の端が邪悪に弧を作り、歪な下弦の月を作り出す。 たった今までさして関心は無かったが、興が乗った。 プロデューサーには恩がない訳でもない。 ならばこの槍兵の、羽化の最後の一押しを手助けするのもやぶさかではない。 「では、そのようにいたしましょう」 「死ね」 猗窩座が拳を振り上げるのも構わず、尚も前へと進み出る。 式神を展開しつつ、広げた五指を突き出した。 部屋の中の空気を裂く音が奔り、式神が一瞬で粉砕される。 やはりこの槍兵、依然戦った時よりも霊基の質が向上している。 それを認識すると同時に、ぐしゃりと何かがひしゃげるくぐもった音が響く。 式神を粉砕するのみに留まらず、振り下ろされた修羅の拳はリンボの上腕部を見事に粉砕していた。 「ンンッ!!よろしいですねェ!!」 だが、それでもリンボの笑みは消えない。 見るも無残に、あらぬ方向へと曲がった左腕を剣の切っ先の様に突き出して。 猗窩座が拳を引き戻す一瞬のスキを縫うように掌をその頭部へと到達させ──、 直後、バチリと、小さく黒い奔流が猗窩座へと走った。 「───何をした」 「いいえ。まァ、貴女の害になるような事は何も?むしろ逆で御座いますなァ」 プロデューサーの襟を掴んで後退し、敵意に満ちた視線でリンボを威嚇しつつ、体の状態を検める。 言葉の通り、特段異常は何もない。不快感も違和感も存在しない。 それどころか、頭の内側で何かが研ぎ澄まされている様な感覚すらあった。 そう、自分がかつて追い求めていた思考の領域と似た、その感覚。 「では、最後の詰めと参りましょうか」 再びリンボが距離を詰めてくる。 だが、その動きは急に緩慢な物に思えた。 五指を広げ掌を突き出してきた先ほどとは違い、黒曜石の様に尖った爪による手刀で猗窩座を退けようとする。 その動きに合わせて、此方も拳を突き出す。 術式は使わなかった。使わずとも事足りるという不思議な確信があったからだ。 『引力』に導かれる様に。 残った拳と拳は引かれあい───衝突!!! 瞬間の事だった。 魔力が爆ぜる感覚が、手首から猗窩座の五体へと突き抜ける。 リンボの肉を弾けさせて、そのまま腕のみならず、その巨躯へと突き進む。 黒い火花が花火の様に空間の中に咲くのが、猗窩座にも分かった。 霊基の質の向上。■■■■■からの呪いの消失。そして芦屋道満という稀代の呪術師による魂の調律。 特に最後の要素がマスターピースとなり。 ここまで揃えば萌芽するには十分だった。 それは打撃との誤差0.000001秒以内に魔力が衝突した際に生じる空間の歪み。 生前の猗窩座が終ぞ達する事のなかった至高の領域の、呪術師達にとってのその入門──『黒閃』 その火花は微笑む相手を選ばない。 黒き産声が、上がった瞬間だった。 「成りましたな。重畳重畳。しかし、我が分身である式を退けるとは───」 その威力は通常の打撃の2.5乗。 重なり合った拳と手刀は手刀を見事打ち破り、それだけに留まらない。 リンボの五体を容赦なく吹き飛ばした。 「ランサー!!」 認識可能速度を遥かに超えた交錯に完全に置いて行かれたプロデューサーが声を上げる。 ここでリンボを倒してしまうのは不味い。と考えたからだ。 だが、猗窩座はこれでリンボが死んだとはまるきり思ってはいなかった。 あの男が、これで死ぬわけはない。彼は、警戒を緩めなかった。 だが、プロデューサーが声を張りあげ、其方に意識を一瞬裂かれた隙は致命的だった。 崩れ落ち、消えていくリンボの五体が泥へと変わり、怪しげな方陣を作り出す。 舌打ちをしながら猗窩座はプロデューサーを突き飛ばし、方陣の範囲から逃がす物の──そこが限界だった。 「そうれ、輝き喰らえ、我が五芒星」 猗窩座の体が、不可視の力場に絡めとられる。 狭い室内だったのが災いした。回避しきれずリンボの呪いを受けた猗窩座は、床へと崩れ落ちる。 抜け出そうと全身に闘気を漲らせ、抜け出そうとするものの、間に合わない。 その隣を、無傷のリンボは悠々と通り過ぎた。 「止めろ、貴様──!!」 射殺さんとする目で猗窩座が睨むものの、リンボは気にしない。 リンボは彼にしては珍しく、プロデューサーに危害を与えようと思っていないのだから。 その証拠に、今なら幾らでも傀儡へと変えられる猗窩座にも動きを僅かな時間止める程度の呪いしか使っていない。 ただ、彼は思い出させたかったのだ。 初めて出会った時、プロデューサーの瞳の奥に確かにあった闇を。 今の彼が忘れかけて、過去のモノにしようとしているものを。 「…何のつもりか、聞いても?」 「いえね、拙僧はただご教授差し上げたかっただけですよ。 あの偶像共に何を吹き込まれたのかはとんと存じ上げませぬが……」 プロデューサーは身じろぎもせず、ただじっとリンボを見据える。 今この瞬間足掻いたところで、自分がリンボに勝てる可能性はゼロに等しい。 だから、彼の危害を加えるつもりは無いという言葉に賭けた。 リンボの両掌が、プロデューサーの頬へと触れる。 それに促されるままに顔を上へと向けられ、怪僧と視線が交わる。 「───貴殿が引き返すには、些か遅すぎたかと」 深い、洞の様な瞳だと思った。 その認識を最後に、プロデューサーの意識は現世から消えた。 ……人生のツケは、当人にとって最も苦しい時に必ず回ってくるという。 過去は消えない。男が置いていこうとした過去は、ツケを返せと必ず追い立てる。 ■ ──あぁ、プロデューサーさん。 相変わらず、死にそうな顔してますねー ……ぶっちゃけ、もうそろそろ、潮時なんじゃないですか? 何がって?聖杯を目指すことですよ。 だって、もう本当は私の為に聖杯を目指すつもりないんじゃないですか? あははっ。 本当に……めっちゃめちゃ、何も変わらないですね、貴女は。 私の事を思っているフリをして、本当は、綺麗な物だけを見ていたいんですよね。 だから、優しい人たちが許すって言えば、直ぐにその言葉に飛びつこうとする… 貴女はあの時から、何も変わってないんです。 だから、私の事を最後まで信じられないし。 私にも最後まで信じてもらえない。 過去(これまで)を裏切ってでも、持ってた宝石を全部投げ捨てでも。 私だけのプロデューサーになるって思ってくれた時は、ほんの少しだけ嬉しかったんですよ? でも、本当は。 最初から私だけのプロデューサーになるつもりなんて無いんじゃないですか。 今の貴女は仕方ないって言いたくて、言われたいだけなんじゃないんですか? 私がWINGに負けたのも、私が身勝手で、幸せから逃げる子だったから仕方なかった。 ここで酷い事を一杯したのも、私のためだったから仕方なかった。 ここまで来て全部放り投げて帰るのも、優しい人たちが許すって言ったから仕方のない事だった…… そう、言いたいんじゃないですか? だって。 …助けてくれたサーヴァントを倒した?作り物(NPC)を死なせた? そこじゃないですよね。貴女が戻れなくなったのは、そんな最近じゃない。 その前の、貴女が頭の奥に押し込んで、扉を閉めてる記憶を。 その時に、何を考えていたのかを。 都合よく忘れてる、その時の事を。 ───ねぇ、プロデューサーさん。教えてくださいよ。 ■ それは…聖杯戦争の本選に入る暫し前の、熱い太陽が照り付ける昼間の事だった。 …俺は熱に浮かされる様に、現在の自宅の近くにある公園に来ていた。 切れた電球だとか、飲み物を買うためだとか、大したことのない理由だったと思う。 どうせ昼間の内は、ランサーは動けないのだから、昼間は自由だった。 にちかを探す事も、この東京では最早意味は無い。 ただプロダクションの皆を巻き込まないために仕事は休職をして。 アイドル達と出くわさないよう仮の住処も用意して。それでも出かける事は最小限。 そんな中で生まれた僅かな気まぐれの時間だった。 その公園のベンチに腰掛けたのも、大した理由は無かった。 ただ、あんまりにも日差しが強かったから少し休憩しようと腰掛けただけだった。 「……君、学校は?」 そんな時だった。 茫洋と、先にベンチに腰かけていたその少年に声を掛けたのは。 283プロにいる彼女達の様に、アイドルにしようと思って声を掛けたわけでは当然ない。 第一、 彼は少年だった。 では何故声を掛けたかと問われると…ただ、何となくと返す他ないが。 「……あぁ、そうか。今は夏休み中だったか。お節介だったね」 少年からの返事はなく。 そもそもコミュニケーションを取ろうという意思すらない様子だった。 ただ…その子を見ていると、どうしようもなく心が締め付けられる様な錯覚を覚えた。 紅いスカーフを巻いて、薄汚れた格好で。 ただここではない遠い何処かを見つめるその少年に、関心が引き付けられた。 だが、そんな俺を横目に少年は何処か居心地の悪そうな様子で。 邪魔しては悪いかと考え、俺は一言謝罪を述べて、その日は公園を後にした。 その時、少年の手の甲に巻かれた包帯が嫌に鮮明に視界の端に映るのを感じた。 それから毎日、俺は昼間に公園に足を運んだ。 …どうしても、少年の事が気になったからだ。 時間にすれば一時間にも満たない僅かな外出だったため、ランサーも何も言わなかった。 そして、彼はやはり毎日あの公園のベンチにいた。 広いベンチの端に距離を開けて座り。 通報されても文句は言えないな。 そう思いつつ、俺は彼に何度か、益体のない事を話かけた。 ここにはよく来るのか、だとか。毎日暑いが飲み物などは飲んでいるのか、だとか。 少年は俺の問いかけに応える事は一度として無かったけど。 それでも俺は数日彼に話しかけ、世間話のような物を十五分行って去るのを繰り返した。 きっと、この時既に、お互い何となく察しは付いていたのだろうと思う。 今、隣にいる者が、マスターであることに。 そして、そんな時間が一週間過ぎて、十日目に差し掛かろうとしたところ。 その日、俺は意を決して尋ねてみた。 君は、マスターなのか、と。 今考えれば自殺行為にも等しい行いだったと思う。 ランサーが救援に入れない真昼の公園で、態々敵対関係であると明かすことは。 本当に、夏の熱気に浮かされていたのかもしれない。 その意味を口に出してから気づいて、どうしたものかと慌てたが、少年は冷静だった。 ただ、ゆっくりとその手の包帯を外して。 刻まれた赤い紋様を、俺に見せてきた。 「……君は、どうして此処に?」 少年がマスターであることを改めてから、まず口に出たのは、そんな言葉だった。 283の宝石たちとの交流の経験から言っても、詮索は相手を身構えさせてしまうだけだというのに。 そんな基本も忘れて、俺は尋ねてしまった。 当然、これまでの様に返事は帰ってこないと思われたが──ぽつりと、少年は呟く様に。 そう、本当に。途切れ途切れになりながら。それでも彼は俺に…話してくれた。 そして、ただ、生きたいと。彼はそう言った。 皆、俺が生きている事は罪で、俺が死ねば全て丸く収まる。 彼の周りにいた大人たちにそう、言われたらしい。 それを俺に告げてから──その後彼は、「だから」と続けた。 だから、此処から始めるのだと、彼は言った。 だから、聖杯をこの手で掴むのだと、彼は言った。 どれだけ周囲がお前は死ぬべきだとそう言ってきても。 例えそれが正しくても。生きることを望むのがどれほどの罪でも。 自分だけは、それでも生きたいのだと、そう言い続ける。そう彼は宣言した。 その言葉を聞いて、俺は。 「……きっと、君に罪は無いよ」 先ほどまでの様に、とっさに口から出た言葉ではない。 確かな意志と共に、放たれた言葉だった。 我ながら、偽善(エゴ)に満ちた言葉だと言いながら思った。 何も知らないくせに。 彼にそう言った大人たちだって、 彼らなりの理や正しさがあったのかもしれないのを承知の上で。 それでも、言わずにはいられなかった。 「……責任があるとしたら、君にそんな事を言わせてしまった、大人たちだ」 そうであって欲しいと、祈る様に。 俺はその言葉を口にした。 彼女だって、そうだ。 あの子は確かに、他者と、自分の想いを否定して。 身勝手な攻撃を近しい誰かに向けて、幸せになる事から逃げてしまうのかもしれない。 でも、それでも。 ───私……283プロで……研修しまーーーーーす!! あの子は、あの時、絶対に。幸せになるためにこの世界に飛び込んだ。 幸せになる事から逃げてしまうあの子が、笑うために、 誰もでもない自分が、誰かになるために、アイドルと言う道を選んだ。 …もしかしたら。彼女が283プロに入った頃に。 何か具体的に、君自身気づいていない才能が君にはあるのだと、そう言ってやれれば。 彼女が最初抱いてくれていた信頼が疑心に反転する頃までに、そう告げていれば。 あの結末が、何か変わったのではないかと、何度も何度も何度も考えた。 「──協力しないか」 そこに思考が行きついた果てに、出た言葉はそれだった。 俺にも俺の願いがある。だから聖杯は譲れないけれど。 それまでは、最後に戦うその時までは、俺は君に力を貸したいと。 そう告げた。 理由は、複数で徒党を組んだ方が勝率が挙がるだとか、打算もあったけれど。 何より、目の前の少年が放って置けなかったからだ。 ここまで凪の様な無表情だった少年の表情が、驚きと困惑に染まる。 そんな彼の様子を見て、俺は明日の晩まで考えていてくれと、そう伝えた。 こんな話、突然言われてもすぐには返答できないだろう。 サーヴァントと話し合う時間も必要だ。 この公園で待っていると、最後にそう言って、俺は公園を後にした。 少年が俺の目の前で死んだのは、約束である翌日晩の事だった。 ■ 少年のサーヴァントが友好的ではない万が一の事も考えて、ランサーを連れて。 満月の夜に、俺は少年を待った。 ランサーには、協力者になれるかもしれない子が来るとだけ伝えておいた。 彼は複雑な表情をしていたが、最終的には納得してくれた。 来るかどうかは何も保証がなく、むしろ少年にとっては不審者だったのを考えれば来る可能性は低かったかもしれない。 その予想を裏付ける様に、少年は来なかった。 …そこで帰っていればよかったのかもしれない。 でも、それでも俺は待った。少年は来るという不思議な確信があったからだ。 そして、少年はやってきた。 「君───その怪我、は───」 少年は、血まみれで、満身創痍だった。 傷の目新しさから、ついさっき、此処に赴く前に他の主従に襲われたのだと察した。 そして、そんなボロボロの状態で、サーヴァントを連れていない。 彼は戦いに敗れ、サーヴァントを失ったのだと、頭の片隅の打算的な部分がそう判断した。 「と、とにかく、直ぐ病院へ…!」 俺は慌ててズボンからスマホを取り出して救急車を呼ぼうとする。 そんな俺の体が宙を舞ったのは、その直後の事だった。 気持ち悪い浮遊感と共に後ろに飛んでいき、頭と背中を強かに打つ。 一体何が起きたのか理解しようと身を起こすと、少年が敵意の籠った瞳でランサーと対峙していた。 その時俺の口から出た「何を」は、果たして一体何方に向けての言葉だったのだろうか。 俺自身自覚がないままに、しかし自分に尋ねられていると思った少年は唸るような声で、俺に言った。 ───…アンタを殺して、サーヴァントを奪う! 最初、彼が何を言っているかが分からなかった。 背中を打ち付けたせいで、苦しい。息も旨く吸えない。 どうして、こんなことになってしまったのか。 俺はただ、彼に生きていて欲しいと。そう思っただけなのに。 ただ、うわごとの様に、何で、と。そう繰り返す事しかできなかった。 そんな意図せず放った問いに対する少年の答えは簡潔だった。 ───決まってるだろ…生きるっていうのは、他の誰かの命を喰らうって事だからだ! そう言って彼は腰についたベルトの様なものに手をやる。 本気で彼は、俺を殺そうとしている。 彼の殺意は、本物だ。 生まれて初めて本物の殺意をぶつけられて、思考が混乱する。 俺が死ねばにちかはどうなる。 あの子は救われないままなのか? 283プロの中で。あの子一人の努力が、何も報われないまま全て終わってしまうのか。 そんなの────不公平じゃないか。 そんな言葉がぐるぐると巡って。 最後に、頭の奥から、黒い何かが、溢れる。 ───術式展開・破壊殺─── そして、その一瞬。 そんな黒い衝動に身をやつしたその一瞬は、少年にとって致命的だった。 彼に向かっていくランサーの背を見て、直後に我に返り。 止めなければと、令呪を輝かせる。 だが、にちかが去っていったあの日と同じで。 既にランサーを止めるには、どうしようもなく遅かった。 直後、ランサーの放った攻撃と、少年の発した何かの衝撃が衝突して。 衝撃と轟音が、視界を塗りつぶし──── ───君に、罪は無いよ。 ──責任があるとしたら、君にそんな事を言わせてしまった、大人たちだ。 ……そして。 再び目を覚ました時には、全ては終わっていた。 その時の事だった。 俺の信じていた『何か』もまた、終わってしまったのは。 最後に俺が抱いていたのは怒りであり、憎しみだった。 そう、憎いと。本物の殺意を前にして、そう感じたのだ。 七草にちかの夢を認めようとしない運命を。 七草にちかの努力に報いなかった不公平を憎んで。 そして…ただ生きたいと願っていた、子供を殺した。 ◆ 意識が過去から、現在へと浮かび上がる。 目を醒ました時まず目に映ったのは、軟禁されていた一室の天井だった。 「───グッドモーニング。目を醒まされましたか。如何ですかな、気分は?」 身体を起こせば、見覚えのあるリンボの顔と、傍らに控えるランサーの姿が映る。 彼が無事なのを検めた後、表面上だけは笑顔を浮かべて返した。 「……ありがとう。最悪の気分だ」 「ンンンン!最高の誉め言葉ですなァ……」 「感謝の言葉は本当だけどね。君のお陰で忘れちゃいけない事を、思い出せた」 頭を打った衝撃によるものか、それとも心の防衛機能で意図的に封じていた物なのか。 それは定かではないが…リンボの手によってその記憶は表層へと引きずり出された。 気分は頗る付きの最悪だったが…きっと、それは過去にしてはいけない事だった。 急速にはっきりしていく意識を感じながら、辺りを見渡す。 すると、リンボやランサーの他に、知らない顔ぶれがそこにいた。 「おー、目が覚めたかPさん、体に異常はないか? アーチャーちゃんに調べてもらったが、そこの糞坊主は何仕出かすか分からんからな」 「辛辣ですねァ。事実ですが」 「たりめーだ。俺達もう霊地ぶん獲るまでお前から目を離すつもりねーから覚悟しとけ お前が油売ってたお陰でここで捕まえられたのは運がよかったわ」 ソファから身を起こしたプロデューサーの眼前に進み出る、タンポポの綿毛のような髪をした甘いマスクの男。 そしてその傍らで値踏みするような視線でこちらを見下ろしてくる、眼帯の男。 「…うん、その様子だと操られてる様子もなさそうだな。 良かった良かった、これから頼みたいことがあったからさ」 「……貴女は?」 「皮下真。元院長です。なに、大人として監督責任って奴を果してもらうだけですよ。 俺達が言った所でアンタの大事なアイドルちゃん達は言う事聞かねーだろうが、 アンタが言えばワンチャン止まるかもしれないからな。まず俺が話すけど」 皮下はそのまま簡潔に、今283が置かれている状況と、プロデューサーに頼みたい内容を説明する。 寝起きの頭でも、順序だった説明はすんなりと飲み込むことができた。 そして、理解する。 この交渉如何で、再び283の偶像達が戦火に巻き込まれるという事を。 得に皮下は、彼女達が此方の交渉を突っぱねた場合、容赦する方向では動かないと、ハッキリと宣言した。 「もしあの子らが要求を跳ねのけるなら俺達はあの子らを殺すつもりでいる。 そのための策ももう立てた。あらかじめ言っておきます」 ──霊地強奪作戦を邪魔するのなら、海賊同盟は絶対に283に更なる犠牲者を出す。 何のことは無い、この男もまた。プロデューサーの敵だったという事だった。 「ンン、であるならば、彼女等に伝えておいてくださる哉? 貴方方の怨敵は、本命であるスカイツリーの方へと赴くつもりだと」 「はぁ?そんなもん邪魔してくれって言ってるようなもんだろーが」 「何、観客は多い方がよろしいでしょう。ダメだというのであれば… 拙僧の士気にかかわりますなァ……」 「うーん殴りたい…いいぜ、分かった。でも作戦の前に沙都子ちゃんに令呪を使ってもらうのが交換条件な。最低でも首輪は付けておかねーと俺達が安心できん」 プロデューサーを横目に、姦しく言い合う皮下とリンボ。 その様相を見て、もし断ろうと彼らは止まりはしないだろうと言事を察する。 彼等は極論、プロデューサーの答えを必要としていないのだ。 でも、だからこそ。 「……お話は分かりました。引き受けますよ。私も彼女達と話しておきたい事はありますから」 犯罪卿の遺してくれたものを無駄にするわけにはいかない。 彼女達の中でこれ以上犠牲者を出す事だけは絶対に避けなければいけない。 自分の言葉で、その状況を手繰り寄せられるなら猶更だ。 それに、プロデューサーの側からしても、確かめたいことはあった。 あの偶像の七草にちかが、あの日、自分の前から姿を消した七草にちかなのか。 決勝の時の事を話せば、直ぐにわかるだろうし、それだけはどうしても確かめておきたかった。 そして。 (───すまない) プロデューサーは、心中で謝罪の言葉を述べる。 犯罪卿と、白瀬咲耶に。 彼等の遺してくれた想いは、確かに救いだった。 これからも彼女達の為に、にちかの為に戦う。その方針を変えるつもりは無い。 犯罪卿が願った対話も、背くつもりは無い。 でも、彼女達の齎してくれた救い全てを受け取る事は出来ない。 彼女達の元へ戻る事は、きっと無いだろう。 ただ、不公平な救済よりも、公平な裁きを。 一人の少年から始まり、たくさんの人間の命を。 理不尽に、永遠に奪ってしまった自分が救われてしまったら。 何の救いも無かった彼らの犠牲が、無駄になってしまう。 それは、どう考えても不公平(アンフェア)だ。 そして、その不公平は。 七草にちかが努力に見合った公平な報いを享受できる事を祈った、 七草にちかのプロデューサーとして。 一人の少年の未来を、永遠に奪ってまで、どうしても否定したかった事だから。 【中央区・某タワーマンション(グラス・チルドレン拠点)/二日目・早朝】 【プロデューサー@アイドルマスターシャイニーカラーズ】 [状態]:覚悟、魂への言葉による魂喪失、魔力消費(中)、??? [令呪]:残り一画 [装備]:なし [道具]:リンボの護符×8枚、連絡用のガラケー(グラス・チルドレンからの支給) [所持金]:そこそこ [思考・状況]基本方針:“七草にちか”だけのプロデューサーとして動く。だが―――。 0:今は状況を把握し、立ち回りを精査する。そのために情報が必要となる。 1:皮下の要求通り、283との対話に臨む。 2:にちか(騎)と話すのは彼女達の安全が確保されてからだ。もしも“七草にちか”なら、聖杯を獲ってにちかの幸せを願う。 3:283陣営を攻撃する中でグラス・チルドレン陣営も同様に消耗させ、最終的に両者を排除する。 4:神戸あさひもまた今後は利用出来ると考える。いざとなれば、使う。 5:星野アイたちに関する情報は一旦保留。 [備考] 【猗窩座@鬼滅の刃】 [状態]:頸の弱点克服の兆し、霊基の変質 [装備]:なし [道具]:なし [所持金]:なし [思考・状況] 基本方針:マスターを聖杯戦争に優勝させる。自分達の勝利は――――。 1:プロデューサーに従い、戦い続ける。 【皮下真@夜桜さんちの大作戦】 [状態]:健康 [令呪]:残り二画 [装備]:? [道具]:? [所持金]:纏まった金額を所持(『葉桜』流通によっては更に利益を得ている可能性も有) [思考・状況] 基本方針:医者として動きつつ、あらゆる手段を講じて勝利する。 0:霊地強奪の為の編成を組む。面倒クセ~~~。 1:大和から霊地を奪う、283プロの脱出を妨害する。両方やらなきゃいけないのが聖杯狙いの辛い所だな。 2:覚醒者に対する実験の準備を進める。 3:戦力を増やしつつ敵主従を減らす。 4:沙都子ちゃんとは仲良くしたいけど……あのサーヴァントはなー。怪しすぎだよなー。 5:峰津院財閥の対処もしておきたいけどよ……どうすっかなー? 一応、ICカードはあるけどこれもうダメだろ 6:梨花ちゃんのことは有効活用したい。…てか沙都子ちゃんと知り合いってマジ? 7:逃げたアイの捜索をさせる。とはいえ優先度は低め。 [備考] ※咲耶の行方不明報道と霧子の態度から、咲耶がマスターであったことを推測しています。 ※会場の各所に、協力者と彼等が用意した隠れ家を配備しています。掌握している設備としては皮下医院が最大です。 虹花の主要メンバーや葉桜の被験体のような足がつくとまずい人間はカイドウの鬼ヶ島の中に格納しているようです。 ※ハクジャから田中摩美々、七草にちかについての情報と所感を受け取りました。 ※峰津院財閥のICカード@デビルサバイバー2、風野灯織と八宮めぐるのスマートフォンを所持しています。 ※虹花@夜桜さんちの大作戦 のメンバーの「アオヌマ」は皮下医院付近を監視しています。「アカイ」は星野アイの調査で現世に出ました ※皮下医院の崩壊に伴い「チャチャ」が死亡しました。「アオヌマ」の行方は後続の書き手様にお任せします ※ドクロドームの角の落下により、皮下医院が崩壊しました。カイドウのせいです。あーあ 皮下「何やってんだお前ェっ!!!!!!!!!!!!」 ※複数の可能性の器の中途喪失とともに聖杯戦争が破綻する情報を得ました。 ※キングに持たせた監視カメラから、沙都子と梨花の因縁について大体把握しました。結構ドン引きしています。主に前者に 【リップ@アンデッドアンラック】 [状態]:健康、魔力消費(小) [令呪]:残り3画 [装備]:走刃脚、医療用メス数本、峰津院大和の名刺 [道具]:ヘルズクーポン(紙片) [所持金]:数万円 [思考・状況] 基本方針:聖杯の力で“あの日”をやり直す。 0:タイミングは測れか。その通りだよ。 1:皮下と組むことに決定。ただしシュヴィに魂喰いをさせる気はない。 2:283プロを警戒。もし本当に聖杯戦争を破綻させかねない勢力なら皮下や大和と連携して殲滅に動く。 3:古手梨花を利用する。いざとなれば使いつぶす。 4:敵主従の排除。同盟などは状況を鑑みて判断。 5:地獄への回数券(ヘルズ・クーポン)の量産について皮下の意見を伺う。 6:ガムテープの殺し屋達(グラス・チルドレン)は様子見。追撃が激しければ攻勢に出るが、今は他主従との潰し合いによる疲弊を待ちたい。 [備考] ※『ヘルズ・クーポン@忍者と極道』の製造方法を知りましたが、物資の都合から大量生産や完璧な再現は難しいと判断しました。 また『ガムテープの殺し屋達(グラス・チルドレン)』が一定の規模を持った集団であり、ヘルズ・クーポンの確保において同様の状況に置かれていることを推測しました。 ※ロールは非合法の薬物を売る元医者となっています。医者時代は“記憶”として知覚しています。皮下医院も何度か訪れていたことになっていますが、皮下真とは殆ど交流していないようです。 【アーチャー(シュヴィ・ドーラ)@ノーゲーム・ノーライフ】 [状態]:健康 [装備]:機凱種としての武装 [道具]:なし [所持金]:なし [思考・状況] 基本方針:叶うなら、もう一度リクに会いたい。 0:…マスター。シュヴィが、守るからね。 1:マスター(リップ)に従う。いざとなったら戦う。 2:マスターが心配。殺しはしたくないけと、彼が裏で暗躍していることにも薄々気づいている。 3:フォーリナー(アビゲイル)への恐怖。 4:皮下真とそのサーヴァント(カイドウ)達に警戒。 5:峰津院大和とそのサーヴァント(ベルゼバブ)を警戒。特に、大和の方が危険かも知れない 6:セイバー(宮本武蔵)を逃してしまったことに負い目。 ※聖杯へのアクセスは現在干渉不可能となっています。 ※梨花から奪った令呪一画分の魔力により、修復機能の向上させ損傷を治癒しました。 【アルタ―エゴ・リンボ(蘆屋道満/本体)@Fate/Grand Order】 [状態]:気分高揚、魔力消費(中)、ダメージ(中) [装備]:なし [道具]: [所持金]:なし [思考・状況] 基本方針:この東京に新たな地獄を具現させる。 0:地獄界曼荼羅の完成に向けて準備を進める。 1:霊地の収奪と、窮極の地獄界曼荼羅の実行準備。 2:計画を最終段階に移す。フォーリナーのマスターを抹殺する。 3:式神は引き続き計画のために行動する。 4:…のつもりでしたが、やめました。祭りの気配がしますぞ、ンンン――。 5:式神にさせるつもりだった役目は本体が直接担うことに変更。何をするつもりかはおまかせします。 6:それはそうと新たな協力者(割れた子供達)の気質も把握しておきたい 7:“敵連合”は静観。あの蜘蛛に邪魔されるのは少々厄介。 8:機会があればまたプロデューサーに会いたい。 時系列順 Back そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう(前編) Next 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1) 投下順 Back そんな革命前夜の僕らを誰が止めるというんだろう(前編) Next 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1) ←Back Character name Next→ 128 ウィーアー! 皮下真 133 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1) 128 ウィーアー! リップ 133 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1) アーチャー(シュヴィ・ドーラ) 121 ある少年のプロローグ プロデューサー 133 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1) ランサー(猗窩座) 117 Surprise MOM Logic アルターエゴ・リンボ(蘆屋道満) 133 地平聖杯戦線 ─RED LINE─(1)
https://w.atwiki.jp/ln_alter2/pages/64.html
Parallel daze――(平衡幻覚) ◆EchanS1zhg 【0】 謎々みたいに地球儀を解き明かしたら―― 【1】 あなたは神を信じますか? もしそんな問いを受けたのならばこの不肖戯言使いことぼく(いーちゃん)はこう言い返すことだろう。 そんなことを人に問う人間は信用できない、と。 まぁ、それはさておくとして最初の問いに答えるならばまず神とは何かと定義しなくてはならない。 神。超越者。人智を超えた存在。人間如きじゃあ正しく認知することすらできない巨大な存在。埒外の存在。 そんなもの。解ることすらできないものを何を持って人類は神と認定するかというと、一言で言うなら《奇跡》だ。 《奇跡》を起こせば神。もしくはそれに連なるものと認定。わかり易い。某最大手の宗教団体の基準でもある。 さてしかし、奇跡なんてものは結局は言葉でしかない。そこに言葉を当てはめたにしかすぎない。 そしてそれは何かと言うと結果でしかない。 物事には因果というものがある。原因があって結果が生じる。これは神様にだって破れない不変の法則だ。 奇跡は結果だ……と、思われがちだがしかし実は違う。 この場合、奇跡は原因にかかる。《奇跡》が作用したから、奇跡的な結果が生まれたのだと。 しかし。しかし、だ。 その起こった奇跡的な出来事が奇跡に因ずるとして、さてどうやってそれを証明するというのだろうか? 実験の方法は難しくない。神様とやらにコンタクトして奇跡を起こすと宣言してもらいそしてその後に実行してもればいい。 だがそれは神が神であるが故に不可能だ。神は人が理解できうる範疇を越えている。神を正しく認識できない。 なので仕方なく神を奉ずる人々はなんらかの結果を見て、これは神様の仕業だ。と逆説的に”解釈”しているわけなのだが、 悲しいかなやはり人間は神を理解しきれない故にそこに取り違いがある可能性を排除しきれない。 つまりは、ただの《希少》を《奇跡》と勘違いしているというケース。 そして結局のところ。人間が不完全という大前提のもとに、だからこそ神は姿を現さない。見えないのだから仕方がない。 それをアカシックレコードや運命。物語……なんて言い換えてもそれは同じ。 認知。把握できない以上、あってもなくても同じことなのだ。 なので、その問いに答えを出すとするならば、――神は”信用”できない。これが模範的な解答ではないだろうか? 「なんて、戯言だけどね」 いや、戯言でもなんでもなくあるいは常識。もしくは子供じみた言い逃れかもしれない。 まぁそれはどうでもいいことなのだけれども、どうしてぼくがこんな思索で暇を潰しているかというとそれは先程の、 あの仮面の様な笑みを顔に貼り付けた高校生――古泉一樹くんから持ちかけられた”取引き”に起因する。 ”涼宮ハルヒを絶望させる――” 自称、ではなく、他称”神”。 己がそうとも知らず、また周囲から奉り立てられていることにも気付いてないその少女を、絶望、させる。 彼女こと涼宮ハルヒがこの場所、状況を極めて不愉快だと断じ、世界の更新を望めば晴れて何もかもが救われるという。 ピンチにならないと力を発揮しない。それはまるでなんだか”正義の味方”みたいな気もするが、 その正義の味方を呼び出すためにわざわざ悲劇を演出するなんてとんだマッチポンプだ。非道いやらせである。 「絶望。絶望か……絶望した、なんて言っても”あの人”は飛んできてはくれないよな」 あの”赤い人”の仕事は後片付けだ。故に出番はピンチが終わりきった後。最低限の危機は自分で乗り越えないといけない。 それはさておき、問題は”信用”できるか、だ。 先程の彼の話。涼宮ハルヒの話。どのレヴェルまで信じられるかで、これから先のぼくの身の振り方も変わってくる。 あくまで過程の問題でしかないが。ぼくが玖渚友の為に全霊を全力で消費するという結果には断固として変わりは”ありえない”。 まず、全然に信用しないとした場合はどうなるだろうか。古泉くんの発言を全て妄言、虚言と断じてしまう場合。 ぼくは自由の身となる。だがしかし、その嘘にいかなる理由があったかは想像しなくてはならないだろう。 考えられるパターンは2つ。涼宮ハルヒを生き残らせる為。もしくは古泉くん自身が生き残る為。 先のパターンは所謂ロマンティックなヒロイズムに起因する。 この世界の果ては割りと広い。60人で使うにはあまりにも、ぎりぎりなほどに広い。 その中で彼は彼女を探そうと一度は思うだろう。誰だってそうするぼくだって玖渚友をどうすれば発見できるのかを考えた。 答えは――ない。当てがないのだ。当て所ないのだ。この世界は密室だがヒントはない。ミステリーは成立しえない。 となると、方法として浮かび上がってくるのが出会った人間に対象となる人物を殺させないよう吹き込むことだろう。 歩いていれば誰かに会うとして、当たりを引く可能性は1/59。 もし、自分以外の誰か(今の場合はぼくだが)を作り出せれば、それぞれを分母から引き、1/58+1/58=1/29。 古泉くんの口ぶりからすれば他にもSOS団の仲間とやらはいるようだし、 それぞれが2連鎖か3連鎖もすれば涼宮ハルヒの生存はかなり保障されることになる。 もっともこれは相手が話しの通じる相手で、しかも信用を得るというのが大前提ではあるが、その理想が叶うならば策としては悪くない。 古泉くんは殺し合いも推奨していたことだし、策通りに事が運べば涼宮ハルヒだけが残って他が全滅なんて結果も夢幻じゃあないだろう。 後のパターンはロマンティックよりかは遥かに真逆のリアリズムに起因する。 神の話は方便で、ようは”その気”になっている人間を増やすというのがその策の目的。 この生き残り。そう、生き残りである故に途中経過は一切意味をなさない。 だったら、最後の二人になるまではそっちにがんばってもらおう。自分は楽をしよう。そんな現実主義者の発想。 どちらかと言えば、こっちの方が自分に正直な分、良い考えだと思える。嫌悪の対象ではあるが。 では、古泉くんの話は本当だった。でも、涼宮ハルヒは神なんかじゃないというパターンを想像しよう。 これは……最悪である。男と女がいて、男だけがその気になってるなんてはたから見たら残酷そのものだ。 彼が憐れというだけでなく、それに巻き込まれる者達までもが最悪。これはよく知ってる。思い知らされているというべきか。 とにかく。この場合、妄言に付き合って全員が等しく損をする。止める術もなく皆一緒に奈落落ちだ。本当の絶望。 うーん……これは、こうでないことを期待するしかないだろうか。しかしこれが一番ありそうなのがぼくの人生なのだよな。 ……気を取り直して、全てが真実だとした場合。ぼくは、ぼくはさてどう動くのが最適解なのだろうか? 言われた通りに古泉くんの策の為の道具と殉じればいいのか。それとも別の解答を独自に模索するべきなのか……。 「そもそもが、策と言うには杜撰すぎるんだよな……」 あの髪の毛が綺麗な策士ならばこんな不確実で不正確で不誠実な策は選びはしなかったろう。 想像したどのパターンにおいても成功率は高いとは言えず、何よりフォローが効かなさ過ぎる。 彼はぼくの言葉から玖渚友を人質にすると宣言した。しかし、それが”どうだって言うんだ?” ばくが涼宮ハルヒに会える確率が1/59なら、彼が玖渚友に会える確率も等しく1/59なのである。 何があっても、みたいな言い方をしていたがそれはあまりに無為無意味な労力の消費だ。割りに合わないなんてものじゃない。 「となれば、やっぱり楽をしたいだけの現実主義なのかな」 それが一番ありえる……いや、無難だと”ぼく”が安心できるパターンか。 やっぱりこの状況。友の命がかかっているだけあってぼくは冷静じゃあいられないようだ。 自然とそうであったらいいなという方向へと思考が傾いてしまっている。希望に縋るのは絶望を掴むのと同義だと知っているのに。 「やれやれ、事ここにいたって戯言しかでてこないなんて。 そりゃあぼくは戯言使いだけれども、どうにか危機感ってものが足りないように思える」 解っているのか? ぼくは。友がこんなことに、こんな形で、人類最悪の企みに組み込まれていることに。 いや、解っているのか。”そうではないことに”。これが人類最悪――あの狐面の男の悪巧みではないことに。 「巻き込まれたっていうなら、後付けなのはぼく達のほうか? 全く、あの人類最悪。なんだってあんなポジションにいるんだ。また《失敗》したってことなのか? そのツケをぼく達をまるまる巻き込んで清算しようっていうならとんだ傍迷惑だ」 もっとも、あの人類最悪は「そんなのはどちらでも同じことだ」なんてそれで諦めてしまうのだろうが。 なんでもすぐに諦めてしまう人生失敗の権化とも言うべき存在のくせに、でも性懲りもなく諦めきらないのが全く最悪だ。 最悪するぎる。なんであの時殺さなかったのか。あの時ならば、銃弾も一発でお安くすんだのに。 「ロマンティックもヒロイズムも博愛主義も幸福主義も世界主義もぼくには相応しくなかった……ってことなのか」 あれで、《物語》が終わらないなんて、エピローグに続かないなんて、それはなんて最悪。 【2】 ぼくは歩く。 当て所なく――なんてハードボイルドは似合わないので明確な目的を持って、その場所を目指してぼくは歩く。 今は先程いた学校を離れ、北に。城の中を突っ切って北へとただただ邁進している。 城といってもあくまで城の敷地内。 最早戦国時代のそれではなく、一つの観光。あるいは憩いの場として整えられた城の敷地内を、だ。 歩道の脇に敷き詰められた玉砂利や遠くに見える天守閣。石垣。それっぽいものを除けば大きめの公園といった風情。 天上には満月。だから歩く分には月明かりも十分でぼくは懐中電灯をつけずに歩道に沿って道なりに北へと向かう。 「か、懐中電灯を使わないのは忠告されたからじゃなくて、ただ必要ないからなんだからねっ!」 あまりの寒さに気温が氷点下まで下がった。ツンデレの真似がツンドラを呼ぶなんて、いやこれも寒い。凍死しそうだ。 実際には気温は下がってないが、しかしひらけた場所は随分と風通しがいいので上着の襟をよせる。 そして、その中に仕舞ってある一丁の拳銃を意識した。 「ぼくっていくじなしだよな。本当に。掛け値なしの真実に。絶望できないくらいに嘘偽りでなく」 あの時。古泉くんが超能力者だとかそうでないとか関係なく、ぼくは撃つべきだった。覚悟に殉じるならそうするべきだったのだ。 それで殺せなかったとしても、殺すという意思を世界に、物語に刻むべきだった。なのにこの体たらくである。 殺人はぼくにとって禁忌だ。最悪以下の最悪だ。それでもあえて、なのに、……うん。格好がつかないなぁ、全く。 「出夢(いずむ)くんにも言われたっけ。ぼくは――人を、殺せない」 溜息が漏れる。 溜息は幸せを逃すというが、このぼくからまだ逃れえるだけの幸せがあるというのだろうか。 だとするならば一つ実験してみようか。溜息。溜息。溜息。溜息。溜息。溜息。さぁ、ぼくはどれくらい―― 「止まりなさい! 動くと容赦なく撃つわよっ!」 ――不幸になるのでしょう、か? ねぇ、神様? 【3】 「ゆっくりよ。ゆっくり振り向きなさい……怪しい真似したら怪我をするわよ」 突如後ろからかけられた女の子の声。 相手が男だったら、なんて仮定はさておきぼくはそのはっきりとした声に従い、ゆっくりと、スロゥリィに振り向いた。 すると、えらい美人がそこにいた。 「これからいくつか命令するわ。大人しく従った方があんたの身の為だってこと覚えておきなさい」 肩の辺りで切り揃えられた黒髪にそれを押さえつけるリボンつきのカチューシャ。 鼻筋は通っていて顎も細く可愛い系よりも美人系に属し、そしてそのまま美人だと言えるその顔。 何よりも印象的なのはその眼だ。大きくはっきりとしているのに鋭い。一文字で表すなら”凛”とした眼差し。 「……ちゃんと聞いてるんでしょうね?」 「ああ。聞こえているともさ」 全く危ないところだ。うっかりと一目惚れしそうになってしまった。 だがしかし、ぼくの中に年下趣味は全くの皆無。どれだけ見た目が大人っぽい人でも設定年齢がぼく以下なのはNG。 逆に言えばどれだけ見た目がロリィであっても設定年齢が以下省略なのだけれども。 露悪趣味はないので性癖に関しては置くとして、目の前の彼女はセーラー服を着ていた。おそらくは高校。つまりは年下。 「念を押しておくけれども、”これ”はオモチャなんかじゃないからね」 言って、彼女は両手にかまえたクロスボウをこちらへと照準する。 かなり大型。しかもなんだか高そうだ。当たり前だが矢が番えられている。もし刺されば生易しいことにはならないだろう。 それで彼女はぼくを威嚇する。距離は5メートルといったところ……か。ふむ。 「鞄と、武器を捨てなさい」 ぼくは言われたままに肩から提げていたデイパックを地面へと落とした。 でもって、懐からオートマチックの拳銃を取り出し、それも地面へと落とす。 そしてもう一つ。上着のポケットから折りたたんだバタフライナイフを取り出し、その刃を開き、彼女に向かい、構えた。 「ちょっと、あんたわかってないのっ!? 変なことしたら撃つってのは嘘じゃないわよ!」 「ぼくはわかっているよ。わかっていないというのなら、むしろ君の方だぜ。美少女ちゃん」 クロスボウは確かにぼくを正確に狙っている。このまま彼女がトリガーを引けばぼくは致命的な傷を負うだろう。 しかし彼女がそれをできないであろうことはその動揺すらも余すことなく表す眼を見ればよく解る。 姿勢や体つきを見れば運動神経があり格闘なんかも不得意でないことは容易に察することができる。が、 ”殺し合い”――致命傷を狙うことに関しては相当にビクついていることもよぉくわかる。彼女にはそういう”経験”がない。 もしも、支給された武器がバットやなんかだったならば、彼女はぼくごときが振るうナイフなんてものにはビビらなかっただろう。 すぐにでもぼくは打ち据えられ、さんざ痛めつけられたあげくに地面へと転がされていたはずだ。 しかし、実際にはクロスボウ。相手を殺しかねない武器。その強すぎる威力が彼女を闘わせない。殺傷力がありすぎる故に。 「そもそも忠告しておくと、クロスボウってのはこのレンジで使う武器じゃない。 本来は離れた場所。少なくとも30メートル以上。できれば壁の上とか一方的に攻撃できる場所からが本来だ」 「……だから、なんだって言うのよ」 「確かに近づけば命中率はあがるさ。けど、外したらそれはもうただの錘だろう? 熟練していても次の矢を番えるのに数秒のロスがある。素人なら1分はかかるかな。 まぁ、仮に君がクロスボウの名人だとしてもこの距離。たった1秒の距離じゃあ二の矢はないよね」 彼女はジリと後退る。そしてぼくはその分距離を詰める。 例えこれだけの近距離だとしても、所詮矢は点の攻撃にすぎない故にその機さえ察すれば回避は可能だ。 そしてそれに成功すれば立場は容易に逆転する。 いわばこの時点で王手に近い。後はいかに投了を宣言させるかだけだ。なので、ぼくはナイフを地面に捨てた。 「……なっ!?」 「どうして驚くのかな? 武器を捨てろって言ったのは君だよ。 ぼくは言われた通りに従った。そこに不満があるとしたら君はずいぶんと不条理な性格をしているんだね」 「そうじゃなくて、だって……」 「うん。さっきの状況ではぼくが勝っていた。それを君が納得してくれていればいいんだ。 投了するのはぼく。試合に負けて、勝負に勝った……なんてね。 ぼくとしても無益な争いは避けたいところだし、君も”それ”を警戒させる道具止まりにしてたってことは交渉の余地はあるんだろう?」 いくらか逡巡。しかしその時間は決して長くはなかった。彼女は構えていたクロスボウを下ろし、あらためてぼくと相対した。 互いに交渉……というほど材料があるわけでもないので情報を持ち合いってところか、それをこれから始めるという姿勢だ。 そして彼女は名乗った。 「涼宮ハルヒよ。あんたの名前も教えて」 【4】 「いーちゃんね。どうあっても本名は名乗らないってわけ?」 「名簿にそう載っている限り、それがぼくのここでの名前。あの狐面の男風に言うなら役名ってことでいいじゃないか。 それにぼくは生まれてこのかた自分の名前を3人にしか名乗ってないことが――」 「そういうキザっぽいの、あんたには似合ってないわよ」 「……………………」 目の前の少女――涼宮ハルヒは物怖じしない子でもあった。さすがは”神”ってことなのかな? まぁ、僕の風貌はおせじにも大人っぽいとは言えないし、そもそも19歳でしかないわけで彼女がぼくのことを 同学年か年下だって勘違いしている線が濃厚ではあったけど。そしてそれを是正しないぼく。 もうMだってことは自覚していますから。 まぁ、とりあえずは互いに知っていること、持っている情報というものを曝しあった。 具体的には名簿の中で自分が知っている名前についてということになる。 僕から出たのが玖渚友で、彼女から出てきたのは、キョン、長門有希、朝比奈みくる、古泉一樹、朝倉涼子の5人。 最後の一人を除いてSOS団団員であるとも。これで一応、古泉くんの話が全くのデタラメではないと判明したわけだ。 ちなみに僕は人類最悪のことも、古泉くんとの取引きのことも話してはいない。 どちらの情報も場をいたずらに乱すだけで、今のところ一切のメリットはない。デメリットはあったが些細なので無視だ。 「まぁ、事態が掴めないってのはお互い様よね。じゃあ、ちょっと聞いてくれる?」 「なにかな?」 「”ここ”――日本のどこだか、あんたわかる?」 といってハルヒちゃんは辺りを見回した。 つられてぼくもそうするがしかし知らない土地だ。元々物覚えもよくないしせいぜい見覚えがないくらいの感想しかない。 「私。ここに来てからすぐにそこらじゅうの標識とか地図とかを確認したわ」 「それで、ここはどこなの? 城があるってことは有名なところなのかな」 「全然。ここは日本のどこでもない。私の知っている日本地図にはこんな場所ない……」 まるで怪談話のオチのような、もしくはアウターワルドかトワイライトゾーンか、そんな風にハルヒちゃんは言う。 そもそもぼくとしてはここがどこか、なんてことには意識がいっていなかったわけだけれども、これもまた一つの問題だ。 「つまり、ここは用意された場所ってことになるのかな。映画村みたく丸々セットという意味で」 「多分そうなる……わね。それしちゃあ随分と生活感があるってのがちょっと気にかかるけれども……」 「なんか、歯切れが悪いね。もしかして心当たりがあるのかい?」 「突拍子もないってことは私自身もわかってる……けど」 「けど?」 「ここは、日本どころか、”別の世界”なのかもしれない」 好奇心旺盛で夢見る少女。古泉くんが言ったキャッチフレーズが頭をよぎる。 なるほど。本人も確かに”それ”っぽくはあるわけなんだ。 とは言え、その発想。ぼくからしても一蹴することは容易ではなかった。 理不尽な瞬間移動(としか思えないもの)を体験してしまっている身としては、 今回。理解を超える何かがあってもおかしくないと思ってはいる。 「違うって言えば違うんだけど、以前にもこんなことがあった……のよ。その時は夢だったって思ったんだけれども」 それが古泉くんの言っていた”世界が終わりかけた”っていう事件のことだろうか。 ふぅん。もし事実だとするならばこれがあの人類最悪の新しいアプローチ……いや、今回はあいつも巻き込まれたんだっけ? まさかぼくや友も因果から追放されて、そのせいでこんな目にあっているとか、そんなんじゃあないよな。 「まぁ、ともかくとして歩かない? じっとしてるってのも気が滅入るし考えも澱む」 「いいけど、どっか当てはあるの?」 「うん。ちょっと世界の端ってのに興味があってね」 「世界の……端?」 そもそも北へと、正確に言うとA-2とA-3のエリアの境界線へと向かってぼくはただひたすらに北上していたのだった。 この場所へと放り込まれてからすでに2時間ほど。すでにA-1エリアは”消失”しているはずだ。言われた通りならば。 その消失した状態ってのをまず確認したかった。ここが”密室”だとするならなその密室性を確認するのが第一。 いずれここから脱出するにしても、それを諦めるためにしてもその確認だけは怠れない。 「ふーん……、あんた見た目がへちょいわりには頭が回るのね」 「君は少し言葉が余分だけどね。 できれば、そのエリアが消失する瞬間ってのも見たいし、元々の端がどうなっているかも確認したい。 だからA-3エリアの北西の角が観測地点としては最適かな。ちょっと時間的には厳しいんでA-4で妥協してもいいけど」 「だったら善は急げよ。少し走りましょ!」 どこに敵がいるともしれない場所で不用意な体力の消耗は……と、忠告する間もなくハルヒちゃんは駆け出した。 やれやら、なんだかこの強引さは妙に心地よい。 それはぼくがMってことを差し引いてもそうで、つまりは彼女は少しあの赤い人っぽいっていうかそんな印象。 「あの人の家系っていうなら、”神”ってのも納得しちゃうんだけども……まぁ、それこそ――」 ――戯言だよね。 【D-3/路上/1日目・黎明】 【いーちゃん@戯言シリーズ】 [状態]:健康 [装備]:森の人(10/10発)@キノの旅、バタフライナイフ@現実 [道具]:デイパック、基本支給品、22LR弾x20発 [思考・状況] 基本:玖渚友の生存を最優先。いざとなれば……? 1:世界の端を確認しに行く。 2:涼宮ハルヒを観察。 [備考] 登場時期は「ネコソギラジカル(下) 第二十三幕――物語の終わり」より後。 【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】 [状態]:健康 [装備]:クロスボウ@現実、クロスボウの矢x20本、不明支給品x0-1 [道具]:デイパック、基本支給品 [思考・状況] 基本:この世界よりの生還。 1:世界の端を確認しに行く。 2:SOS団のみんなを探す。 [備考] 登場時期は未定。 【バタフライナイフ@現実】 二つに開くグリップの中に刃を収納できる折りたたみ式のナイフ。 刃渡りは10センチ足らずで、強度も武器としてはそれほどでもない。 【クロスボウ@現実】 一般的にはボウガンと呼ばれるもの。 グリップと一体化した台に弓矢をつけたもので、矢を番えたあと銃のようにトリガーを引くことで発射できる。 【森の人@キノの旅】 (補足) モデルとなっているのはコルト社の”ウッズマン”という自動拳銃。 全長:231mm 重量:1034g 口径:22LR弾 装弾数:10+1発 元々競技用であり、また使用する弾が軽い22LR弾であることから取り扱いやすく命中精度も高い。 投下順に読む 前:女怪 次:ネコの話 ―― Girl meets Girl ―― 時系列順に読む 前:摩天楼狂笑曲 次:忍法 魔界転生(にんぽう しにびとがえし) 前:017学校の会談 いーちゃん 次:神威 (無為化) 涼宮ハルヒ 次:神威 (無為化)